2019年から2020年にかけて、
狂気の物語
として大ヒットし、話題になった作品に、
映画「JOKER(ジョーカー)」
があります。
10月4日に日本公開を迎えた映画『ジョーカー』が、公開5日間で興行収入1,022,413,800円、動員数は682,258人と10億円を突破の大ヒットスタートとなったことが分かった。
本作は、孤独だが心優しかった男が<悪のカリスマ>に変貌していく衝撃のドラマを描いたサスペンス・エンターテインメント作品。ヴェネツィア国際映画祭でコンペティション部門最高賞の金獅子賞受賞し、日本を含む世界66か国でNo.1を記録と、社会現象を巻き起こしている。
引用:シネマカフェ「『ジョーカー』5日間で興収10億突破の大ヒット! リピーターや「泣ける」の感想も」より
まあ何と言いますか、非常にレビューしづらいと言いますか、やっかいな作品を視聴してしまったな~というのは正直なところではありますが(苦笑)、とりあえず今回は、
映画「JOKER(ジョーカー)」
などに関する話題です。
映画「JOKER(ジョーカー)」をネット視聴できるサブスクリプション(定額制)動画配信サイト
まず今回は、映画「JOKER(ジョーカー)」を配信中の動画サイトについてご紹介したいと思います。
映画「JOKER(ジョーカー)」を配信している動画配信サイト
には、
があります。
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、ピエロの大道芸をしながらコメディアンを夢見る心優しいアーサー。
彼は同じアパートに住むソフィーに好意を抱きながら、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、どん底から抜け出そうとするが…。
は、
初回31日間無料お試し期間
があるため、
無料期間中に解約する事も可能
ですので、非常に利用しやすい動画配信サイトとなっています。
もちろん、無料期間中に解約すれば月額料金は発生しません。
また、
映画「JOKER(ジョーカー)」の視聴には550ポイントが必要(2020年11月現在)
になりますが、
では、
無料登録時に600ポイント(600円分)が特典として付与されるため、そのポイントを使って視聴する事が可能です。
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映画「ダークナイト」も配信中
また、
では、映画「JOKER(ジョーカー)」に関連して、
も配信中です。
こちらは2020年9月現在、見放題で視聴する事ができます。
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映画「JOKER(ジョーカー)」とは?
まず、
映画「JOKER(ジョーカー)」とは何なのか?
について簡単に振り返っておきますと、2019年にアメリカ合衆国で製作された映画で、
第76回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀作品賞にあたる金獅子賞を受賞
した作品です。
さらに先ほどもご紹介しましたように、2019年10月4日に公開された日本においても、
公開5日間で興行収入1,022,413,800円
動員数682,258人
など、大ヒットとなった作品です。
『ジョーカー』(原題:Joker)は、2019年のアメリカ合衆国のスリラー映画。 監督はトッド・フィリップス、出演はホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロなど。
DCコミックス『バットマン』に登場する最強の悪役(スーパーヴィラン)ジョーカーが誕生する経緯を描く。ホアキン・フェニックスがジョーカーを演じる。第76回ヴェネツィア国際映画祭で最優秀作品賞にあたる金獅子賞を受賞した。R15+指定。
ロケ地となったニューヨーク・ブロンクス地区にある階段が観光名所になった。
キャッチコピーは「本当の悪は笑顔の中にある」。
引用:ウィキペディア
みんなの感想は?
また、映画「JOKER(ジョーカー)」を視聴した他の方々の感想も、下記にご紹介しておきます。
「圧倒されすぎて、寝ても覚めてもジョーカーのことばかり考えてボーっとしてしまう。でも誰かと話したい~!」
「『ジョーカー』切ないに似た気持ちで涙が出ました」
「DC作品超初心者で、主要なジョーカー登場作もほとんど観てない自分も入り込めた」
「ジョーカー2回目見てきました いろいろなことに気づくことが多くて、驚きが多い映画です」
「ジョーカー2回目鑑賞 2回目にして気づくことが色々あった」
「ジョーカー神映画だったので3回目観に行きたい」
引用:シネマカフェ「『ジョーカー』5日間で興収10億突破の大ヒット! リピーターや「泣ける」の感想も」より
映画「JOKER(ジョーカー)」レビュー
まず冒頭でも触れましたように、映画「JOKER(ジョーカー)」は非常にレビューしづらい作品というのが管理人の個人的な感想ではあります(苦笑)
またラストシーンについて、
妄想オチ説
主人公「アーサー・フレック」は最後に話していた女性を手にかけた説
などあるようです。
管理人的には「アーサー・フレック」の足跡を見る限りでは初見では後者かな~と思ったのですが、はっきりとした確信は得られていませんので、この点についてはあまり触れないでおきたいと思います。
正直、涙は出なかった
ところで先ほどご紹介した映画「JOKER(ジョーカー)」の感想の中に、
「『ジョーカー』切ないに似た気持ちで涙が出ました」
というものがありました。
ただ、管理人が映画「JOKER(ジョーカー)」を視聴した感想としては、
涙は出なかった
というのが率直なところではあります。
(ちなみに、映画などで感動するとわりと涙が出やすい方ではあります)
「なぜだろう?」と振り返ってみますと、映画「JOKER(ジョーカー)」を視聴した時点において、
嫌がらせを受ける
権力者から虐げられる
貧困にあえいでいる
病気に苦しんでいる
複雑な家庭環境にある
などといった立場ではないからなのかもしれません。
(もちろん、全く無い訳ではありません)
人それぞれの、反骨心の向く方向によって印象が変わる?
ここで少々余談になってしまいますが、少なくとも管理人も「嫌がらせを受ける」「権力者から虐げられる」などといった経験はかなりありますし、「貧困」とまではいかなくとも、お金に困った経験もあります。
理不尽な事をされた経験など腐るほどあります。
いまだに大嫌いな人間も相当数います。
「夢をバカにされる」という経験もあります。
結論として、夢や目標があっても他人はおろか、身内にさえも結果が出るまでは話さなくなりました。
「不言実行」「実行あるのみ」です。
作中で「アーサー・フレック」がやっていたように、一目につかないところでものに当たるという経験もあります。
そういった意味では、
序盤にかけての「アーサー・フレック」にはかなり共感できる
という面もあります。
ただ、そこで生まれた反骨心が、自分が置かれている環境を変えるために自分を変える方向に向く人なのか、それとも自分が置かれている環境を他人のせいにし、他人を変えよう、変えたいとする方向に向く人なのかによっても、映画「JOKER(ジョーカー)」に対する印象も変わってくるような気もします。
そういった意味では、
中盤以降の「アーサー・フレック」にはあまり共感できない
というのが率直なところではあります。
もしかしたら、なんだかんだで管理人が置かれている環境は比較的恵まれているというだけの話かもしれませんが、
動機には共感するところもあるが、目指すゴールは違う
と言ってもよいかもしれません。
先ほど「不言実行」「実行あるのみ」と言いましたが、「実行のベクトルが違う」とも言えます。
作品序盤では、映画「エレファント・マン」の「ジョン・メリック」を思い出したが・・・
またさらに少々余談になりますが、管理人が以前衝撃を受けた作品に、
映画「エレファント・マン」
があります。
映画「エレファント・マン」の主人公「ジョン・メリック」はその外見や発音によって作中で度々酷い扱いを受けていますが、作中においては最後まで美しい心の持ち主でした。
19世紀のロンドン。生まれつき奇形で醜悪な外見により「エレファント・マン」として見世物小屋に立たされていた青年、ジョン・メリック(ジョン・ハート)。
肥大した頭蓋骨は額から突き出、体の至るところに腫瘍があり、歪んだ唇からは明瞭な発音はされず、歩行も杖が無ければ困難という悲惨な状態だった。
ある日、彼を見世物小屋で見かけた外科医、フレデリック・トリーブス(アンソニー・ホプキンス)は興味を覚え、研究したいという理由で持ち主のバイツ(フレディ・ジョーンズ)から引き取り、病院の屋根裏部屋で彼の様子を見ることになる。
はじめは白痴だと思われていたジョンだったが、やがてトリーブスはジョンが聖書を熱心に読み、芸術を愛する美しい心の持ち主だということに気付く。当初は他人に対し怯えたような素振りを見せるジョンだったが、トリーブスや舞台女優のケンドール夫人(アン・バンクロフト)と接するうちに心を開いていく。
引用:ウィキペディア
映画「JOKER(ジョーカー)」における主人公「アーサー・フレック」も、作品序盤において酷い境遇にありますので、「アーサー・フレック」は最後どちらに転ぶのかと思いましたが、「ジョン・メリック」とは全く逆方向の極致にたどり着いたと言えるかと思われます。
映画「エレファント・マン」の主人公「ジョン・メリック」は、19世紀のイギリスに実在した青年「ジョゼフ・メリック」の半生を描いた作品ですが、置かれた境遇は遠からずとも、辿り着くゴールは人によって様々です・・・
現代日本人のやり場のない怒りが「アーサー・フレック」への共感を生む?
以前は「一億総中流」などという言葉もあった日本ではありますが、現代日本は貧富の格差がどんどん広がっている世の中です。
増税などにより国民の負担は年々増大し、さらには政治家による汚職や、ブラック企業経営者による従業員に対する労働搾取も後を絶たない状況です。
働けど働けど賃金は増えず、雇用も安定しないという方も少なくないかと思います。
このような日本の状況を考えますと、映画「JOKER(ジョーカー)」に共感し、感動する日本人が多いというのは無理のない事であるかもしれません。
もしかしたら、
視聴者の地位別にアンケート結果を分けてみたら、全然違う反応が垣間見える可能性もある
かもしれません。
もしからしたら、あれが「日本の未来の姿」・・・?
そして、映画「JOKER(ジョーカー)」の作中でも富裕層に反感をもつ市民が暴徒化しています。
しかし貧富の格差がどんどん広がっている日本においても決して他人ごとではなく、もしかしたら、
あれが日本の未来の姿
であるかもしれません・・・
そういった意味においては、
今現在、権力を振りかざして立場の弱い者を虐げているような人は、今のうちに自らの行いを正しておいた方が賢明であるかもしれません・・・
複数回の視聴推奨?
あと、先ほどご紹介した映画の感想において、
「ジョーカー2回目見てきました いろいろなことに気づくことが多くて、驚きが多い映画です」
「ジョーカー2回目鑑賞 2回目にして気づくことが色々あった」
「ジョーカー神映画だったので3回目観に行きたい」
など、
複数回見る事によって気付く事がある
という感想が複数ありました。
たしかに、結局アーサーの「妄想オチ」であるのか、そうでないのかは管理人もハッキリと確信を得られておらず、複数回視聴して初めて気付く描写というのもあるかもしれません。
ただ、
管理人的にはちょっと苦手な部類に入る映画
というのは正直な印象ですので、このあたりは少々悩みどころではありますが(苦笑)、基本的には複数回視聴してじっくり考察した方が良い映画であるのは間違いないかと思われます。
余談:「JOKER(ジョーカー)」の意味
ところでちょっと話が逸れるのですが、トランプにおける「JOKER(ジョーカー)」をご存じの方も多いかと思いますが、「JOKER(ジョーカー)」って「JOKE(ジョーク)」を言う人、つまり道化を演じる人(道化師)という意味での「JOKER(ジョーカー)」だったんですね・・・
くだらない話で恐縮ですが、今まで「JOKER(ジョーカー)」の意味をあまり深く意識した事がありませんでしたが、普通に考えれば確かにそうですね・・・
「ババ抜き」の「ババ」くらいのイメージしかなかった自分を少々反省したいところです・・・(苦笑)
まとめ ~怒りのマグマが溜まっている人の「妄想」として視聴する作品には最適かもしれない~
今回は、
映画「JOKER(ジョーカー)」
などに関する話題についてご紹介してきました。
最後になりましたが、
怒りのマグマが溜まっている人の「妄想」として視聴する作品としては最適
というのが映画「JOKER(ジョーカー)」の印象です。
トランプ風に言えば、
キングやクイーンを倒すジョーカーへの憧れ
みたいな感じでしょうか?
悪を倒す悪への憧れ
毒を持って毒を制す
みたいな感じかもしれません。
もちろん他人に銃口を向けたり、暴力をふるったりするべきではないと思います。
ですが、
あくまでも「妄想」
として、日ごろできない権力者への反発に熱狂するのは大きなストレス解消になるかもしれません!
※本ページの情報は2020年11月時点のものです。
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