今回は、
映画「男はつらいよ」シリーズ
や、「男はつらいよ」シリーズを視聴できる動画配信サイトなどについてご紹介します。
「男はつらいよ」とは?
「男はつらいよ」は、渥美清(あつみきよし)さんが演じる主人公「車寅次郎」(寅さん)を中心とした作品で、テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、何かの拍子に故郷の葛飾柴又に戻ってきては、何かと大騒動を起こす人情喜劇です。
『男はつらいよ』(おとこはつらいよ)は、渥美清主演、山田洋次原作・監督(一部作品除く)のテレビドラマおよび映画シリーズである。主人公の愛称から「寅さん」(とらさん)シリーズとも称される。
テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、何かの拍子に故郷の葛飾柴又に戻ってきては、何かと大騒動を起こす人情喜劇で、毎回旅先で出会った「マドンナ」に惚れつつも、失恋するか身を引くかして成就しない寅次郎の恋愛模様を、日本各地の美しい風景を背景に描く。
引用:ウィキペディア
寅さんといえば「お正月」のイメージ?
個人的に「寅さん」といえば、「お正月」というイメージが妙に強いです。
年始によく放送されていた「男はつらいよ」を家族で見ていた思い出が強いからかもしれません。
あとは、「男はつらいよ」の作中でもお正月を迎える風景が描かれている事があったからかもしれません。
いずれにせよ、「男はつらいよ」は家族でのんびり笑いながら見ることのできる作品である事は間違いありません。
寅さんってどんな人?
実はこれまで、「寅さん」こと「車寅次郎」がどんな人なのか、あまり深く考えたことがありませんでした。
そこで「車寅次郎」とはどんな人であるのか、少々振り返ってみたいと思います。
「おいちゃん」と「おばちゃん」の実の子ではない?じゃあ「さくら」は??
「寅さん」が帰ってくる場所といえば、
老舗の団子屋「とらや」(40作以降は「くるまや」)
ですが、そこで待っているのは
「車竜造」(おいちゃん)と「車つね」(おばちゃん)、そして妹の「諏訪さくら」
です。
正直なところ、「男はつらいよ」の始まりは私が生まれるより大分前の事ですので、私は一時期、「寅さん」は「おいちゃん」と「おばちゃん」のどちらかの実の子で、どちらかというと「おばちゃん」が「継母」なのかと勝手な思い込みで勘違いしていました。
(今にして思えば「おいちゃん」「おばちゃん」という呼び方で察するべきでしたが・・・笑)
しかしどうやら実際は、
・「寅さん」の父親は「車平造」で母親は芸者の「菊」
・「さくら」の父親は「車平造」だが、母親は「菊」ではない(寅さんの腹違いの妹)
・「車竜造」(おいちゃん)は「車平造」の弟
・「車竜造」(おいちゃん)と「車つね」(おばちゃん)は、「寅さん」と「さくら」の親代わり(血縁的には「寅さん」と「さくら」の叔父母にあたる)
であるようです。
なかなか複雑な家庭環境ですね・・・
しかしこの家族関係を考えると、
「おいちゃん」と「おばちゃん」って、「寅さん」と「さくら」にめちゃくちゃ優しい
ように思えてきます・・・
特に「おばちゃん」は「寅さん」とも「さくら」とも直接血の繋がりは無い訳ですから、なおさら優しく思えてきます。
もしかしたらこの事実を知ってから「男はつらいよ」を見たら、良い意味で全然違う印象になるかもしれません。
主人公。葛飾柴又の帝釈天にある老舗の団子屋「とらや」(40作以降は「くるまや」)の5代目主人、車平造と、芸者の菊との間に1940年(昭和15年)11月29日生まれ]。第1作の年齢の設定は41歳。
生後まもなく平造とさくらの実母に育てられるが、16歳の時に葛飾商業学校を2年で中退。第35作では葛飾商業学校同窓会からのハガキに対し、「卒業してねぇのに何で会費払わなくちゃなんねぇんだ」と言っている。
(中略)
16歳で父とケンカをして家を飛び出し、放浪の果てにテキヤとなり、その際の経緯は第39作の夢のシーンで断片的ながら映像化されている。それから約20年後、帝釈祭りの日に柴又に帰省して父の団子屋に戻って来て以来、年に数回とらやにふらりと帰って来ては家出を繰り返している。
引用:ウィキペディア
「結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻のまわりはクソだらけ」って何?
「寅さん」というとよく口が回りますので(笑)、名言もいっぱいあり、「男はつらいよ」公式サイトにもまとめてあります。
※公式サイト「男はつらいよ」:寅さん名ゼリフ
ただ個人的に以前から気になっているのが、
「結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻のまわりはクソだらけ」
で始まる例の口上です(笑)
啖呵売(たんかばい)
というそうですが、正直一番最初の「結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻のまわりはクソだらけ」しか覚えられませんでした(苦笑)
そこで改めて何を言っているのか調べてみたところ、「男はつらいよ」公式サイトの方に下記のような全文が掲載されていました。
結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻のまわりはクソだらけってね。
タコはイボイボにわとりゃハタチ、イモむしゃ十九で嫁に行く、ときた、黒い黒いは、なに見てわかる、色が黒くてもらいてなけりゃ、山のカラスは後家ばかり、ね。
色が黒くて食いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たないよときやがった、どう、まかった数字がこれだけ、どう、ひとこえ千円といきたいが、ダメか、八百、六百、よし、腹切ったつもりで五百両、もってけ、オイ!
引用:男はつらいよ公式サイト「第6作 男はつらいよ 純情篇」より
はい、
改めて見ても、よく分からないです(笑)
しかしこれについてはあくまでも「ごくあたりまえの品物を、巧みな話術で客を楽しませ、いい気分にさせて売りさばく商売手法」であって、この啖呵売自体に深い意味はなさそうです。
私の場合、いい気分になる前に考え込んでしまいそうです(苦笑)
啖呵売(たんかばい)とは、ごくあたりまえの品物を、巧みな話術で客を楽しませ、いい気分にさせて売りさばく商売手法である。
昔の縁日や露天商、路上販売などで、よく行われていた。 地口などを混じえた流れるような独自の口上は一種の芸(芸能・芸道)としても評価されており、「バナナの叩き売り」などは有名な例である。また、実演販売は、商品価値を具体的にPRするマーケティング手法であり、より洗練された現代版啖呵売といえる。
引用:ウィキペディア
「男はつらいよ」の新作が2019年に公開される???
そんな「男はつらいよ」ですが、なんと、
2019年12月27日(金)にシリーズ50作目となる新作映画が公開されるそうです!
タイトルは、
『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)
というそうですが、
「おかえり、寅さん」どころか主演の渥美清さんは残念ながら既に亡くなられていますし、いったいどのような作品になるのかとても気になりますね!
渥美清さんの代役なんて正直私には想像も付かないですし・・・
しかしいずれにせよ、どのような作品になるのか楽しみです。
新作映画『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)
新たに豪華13名の出演者一挙解禁!
第1作の公開から50周年を迎える来年、2019年12月27日(金)にシリーズ50作目となる『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)を公開いたします。
1997年公開の第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶりの新作は、車寅次郎の甥・満男と、満男がかつて思いを寄せたイズミのその後の物語。
別々の人生を生きてきた二人を軸に、さくらや博、そしてくるまやを囲む人たちが描かれます。
既に出演が発表されている倍賞千恵子、前田吟、吉岡秀隆、後藤久美子、夏木マリ、浅丘ルリ子に加え、この度、山田組初参加となる 池脇千鶴、桜田ひより ら13名の豪華出演者を新たに解禁いたします!
「男はつらいよ」シリーズをネット視聴できるサイト
ここからは、「男はつらいよ」シリーズをネット視聴できる動画配信サイトについてご紹介していきます。
【配信サイト】
※関連記事:5万作品以上の動画が全て見放題!「Hulu」とは?
まとめ
今回は、
映画「男はつらいよ」シリーズ
や、「男はつらいよ」シリーズを視聴できる動画配信サイトなどについてご紹介してきました。
最後になりましたが、実は
「寅さん」のように全国各地をフラフラ旅するような人生に凄く憧れます(笑)
まあそれはさておき、「男はつらいよ」シリーズはかなり作品数も多いですが、みなさんもぜひ休みの日にでも「男はつらいよ」シリーズを見て、現代社会が失いかけている人情などを感じてみてはいかがでしょうか?
※本ページの情報は2020年12月時点のものです。最新の配信状況は各リンク先サイト内にてご確認ください。