駅やバス、街中の様々な施設において、
バリアフリー化
が進んでいるのが現代日本です。
その中で、
車いすに対応した「福祉車両」
も登場しています。
ところで、
家族が足を悪くしてしまい、車いす生活になってしまった･･･
という場合、多くの家庭において日常生活が一変してしまうものと思います。
これは管理人の体験談なのですが、足を骨折以降、歩けなくなってしまった祖母に「花見に行きたい」と言われても、必要な移動手段や環境が用意できない状況では、その要望を叶えてあげるのは多大な困難がつきまといます･･･
しかし、車いす生活を余儀なくされてしまった家族でも、買い物に連れて行ったり、花見に連れて行ったり、観光に連れて行ってあげたりする事ができる可能性があるのが、車いすに対応した「福祉車両」です。
一方で、特に高齢の家族が車いす生活になってしまった場合、
本当に、福祉車両を購入するのか？
というのも問題になってくるかと思います。
おそらくはそれほど長い年数は生きられないだろうという場合、福祉車両を購入までするのは躊躇ってしまう場合もあるかと思います。
ところで別記事、
でもご紹介していますが、
・頭金不要
・月々の料金に車両代金だけでなく、税金なども含まれる定額制により、月々の家計が安定する
・契約プランによっては、定額料金に車検代やメンテナンス費用も含まれる
などといったメリットにより、近年注目されている車の利用方法に、
サブスクリプション（定額制）カーリース
があります。
そして、サブスクリプション（定額制）カーリースの中には、車いすに対応した「福祉車両」を取り扱っているカーリースも存在しています。
そこで今回は、
福祉車両を取り扱っているサブスクリプション（定額制）カーリース
に関する話題です。
車いす対応の福祉車両を取り扱っているサブスクリプション（定額制）カーリースは？
まず、
福祉車両を取り扱っているサブスクリプション（定額制）カーリースにはどのようなサービスがあるのか？
について見ていきたいと思います。
車いす対応の福祉車両を取り扱っているカーリースには、「カーコンカーリース」がある
まず、福祉車両を取り扱っているサブスクリプション（定額制）カーリースというのは決して多くはないようです。
その中でも福祉車両を取り扱っているカーリースには、
があります。
は2020年現在、
・ダイハツ「タントスローパーL 福祉車両 フレンドシップシリーズ 車いす移動車」
・スズキ「スペーシア HYBRID G 福祉車両 フレンドシップシリーズ 車いす移動車」
・ホンダ「N BOX G･スロープ Honda SENSING 福祉車両 車いす移動車」
などといった人気軽自動車の福祉車両を取り扱っている、貴重なサブスクリプション（定額制）カーリースです。
※関連記事
サブスクリプション（定額制）カーリースで福祉車両を利用するメリットは？
それでは、
サブスクリプション（定額制）カーリースで福祉車両を利用するメリット
にはどのようなものがあるのでしょうか？
月々の定額料金に車両代金、車検代、税金なども含まれる定額制により、月々の家計が安定する
まず、これはほとんどのサブスクリプション（定額制）カーリースに言える事ではありますが、
月々の定額料金に車両代金、車検代、税金なども含まれる定額制により、月々の家計が安定する
というのは大きなメリットです。
また、
メンテナンスパックに加入すれば、メンテナンス費用も月々の定額料金に含む事もできます。
これにより、突発的な出費の発生に慌てふためく事が非常に少なくなるのがサブスクリプション（定額制）カーリースの特徴です。
頭金不要なので、現金を手元に残したまま福祉車両を利用できる
また、特に高齢者と生活する上で常に考えておかなければならないのが、
・医療費用
・介護費用
などです。
入院したり、状況によっては介護施設に入ったりするかもしれない可能性を考えると、
現金はできるだけ手元に残しておきたい･･･
と考える方も多いものと思われます。
この点において、
を始めとしたサブスクリプション（定額制）カーリースの多くは、
頭金不要で車を利用し始める事ができる
という特徴があります。
このため、
福祉車両の頭金を払うために、貯金を崩す必要がない
というのはサブスクリプション（定額制）カーリースで福祉車両を利用する上での大きなメリットです。
「カーコンカーリース」の場合、中途解約し、車両の返却・乗り換えが可能
サブスクリプション（定額制）カーリースの多くは、原則として途中で解約する事はできません。
しかし、
の場合、
9年契約は7年経過後から、7年契約は5年経過後から原則解約金無しで中途解約可能
です。
もろコミのリース契約は途中でやめる（解約する）ことはできますか？
もろコミ９（９年カーリース）は７年経過後から、もろコミ７（７年カーリース）は5年経過後から、原則解約金無しで契約を終了することができます。
但し、返却時の損耗状況により、ご請求をさせていただく場合があります。
特に高齢者の車いす生活の場合、残念ながらある日亡くなってしまった、という事があるかもしれません･･･
この場合、福祉車両を利用する意味はほとんど無くなってしまいますが、その場合でも、
中途解約し、車両を返却できる
その後、別の車に乗り換える事もできる
のが、
で福祉車両を利用するメリットと言えるかと思われます。
途中で解約した場合、費用が安く済む
また、
の場合、
途中で解約した場合、費用が安く済む
というのもメリットです。
・中途解約の場合、車両の損耗状況により別途清算金が発生する場合がある
・中途解約の場合、契約満了後に車をもらう事はできない
などといった点には注意が必要ですが、車をキレイに利用し続ける事が前提であれば、
原則解約金無しで中途解約可能
である事により、
車両代金やメンテナンス費用を支払う必要がなくなり、費用が安く済む
というのは他のカーリースには無い大きなメリットです。
「カーコンカーリース」の場合、契約満了後に車をもらう事もできる
また、
の場合、
契約満了後に車をもらう事も可能
です。
サブスクリプション（定額制）カーリースを利用する上での不安点に、
契約満了時の「原状回復」
があります。
ほとんどのカーリースが、契約満了時に「原状回復」が必要
でありますが、
の場合、車をもらう事により、契約満了時の「原状回復」によるトラブルを避ける事ができます。
福祉車両には消費税がかからない
また、車のように高額な商品を利用する上で気になるのが、
消費税
です。
しかし、
福祉車両は消費税非課税
というのは大きなメリットと言えるかと思います。
※福祉車両は消費税非課税です。お支払いいただくリース料には消費税がかかりません。
※関連記事
サブスクリプション（定額制）カーリースで福祉車両を利用するデメリットは？
次に、
サブスクリプション（定額制）カーリースで福祉車両を利用するデメリット
について見ていきたいと思います。
契約期間の条件を満たさない中途解約の場合、諸々の支払いが発生する
で福祉車両を利用する上でのデメリットとしては、
中途解約した場合
に関するものが多いかと思われます。
その中でも、
9年契約は7年未満、7年契約は5年未満で解約した場合、所定の中途解約金から、解約時点での契約車両の査定額を差し引いた金額を一括で支払う
必要があるという点には注意が必要です。
契約中、途中解約できますか？
所定の中途解約金から、解約時点での契約車両の査定額を差し引いた金額を一括でお支払いいただきます。解約手続きをご希望の方は、弊社提携のリース会社へご連絡ください。
繰り返しにはなってしまいますが、
で原則解約金無しで中途解約可能なのは、あくまでも、
9年契約は7年経過後から、7年契約は5年経過後から
です。
さらにこの場合でも、返却時の損耗状況により、請求が発生する場合があります。
当然と言えば当然ではありますが、車はできるだけキレイに使う事を心掛けた方が良さそうです･･･
もろコミのリース契約は途中でやめる（解約する）ことはできますか？
もろコミ９（９年カーリース）は７年経過後から、もろコミ７（７年カーリース）は5年経過後から、原則解約金無しで契約を終了することができます。
但し、返却時の損耗状況により、ご請求をさせていただく場合があります。
中途解約を前提とする場合、走行距離制限がある
多くのサブスクリプション（定額制）カーリースには、
走行距離制限
があります。
この点については別記事、
でもご紹介していますが、だいたい月間1,000km～1,500kmというのが一般的な走行距離制限です。
そして、
場合、契約満了まで利用した場合、走行距離制限はありません。
しかし、
中途解約した場合、月間2,000kmが走行距離制限となります。
ですが、月間2,000kmというのは他のサブスクリプション（定額制）カーリースと比較しても非常に余裕のある走行距離制限です。
※関連記事
まとめ
今回は、
福祉車両を取り扱っているサブスクリプション（定額制）カーリース
に関する話題についてご紹介してきました。
で福祉車両を利用する場合、
・月々の定額料金に車両代金、車検代、税金なども含まれる定額制により、月々の家計が安定する
・メンテナンスパックに加入すれば、メンテナンス費用も月々の定額料金に含む事もできる
・頭金不要なので、貯金を崩さず、手元に現金を残せる
・9年契約は7年経過後から、7年契約は5年経過後から原則解約金無しで中途解約可能
・途中で解約した場合、費用が安く済む
・契約満了時に車をもらう事もできる
・福祉車両は消費税非課税
など、様々なメリットがあります。
もし、家族の事情で福祉車両の利用を検討しているという場合、
のようなサブスクリプション（定額制）カーリースの利用も検討されてみてはいかがでしょうか？