頭金不要
月々の料金に車両代金だけでなく、税金なども含まれる定額制により、月々の家計が安定する
などといった利用のしやすさにより近年注目されている、
車のサブスクリプション(定額制)
ですが、多くの車のサブスクリプションには、
走行距離制限
があります。
多くの車のサブスクリプションにおいて、月間1,000kmなどといった走行距離制限が付きますが、この距離制限をオーバーすると、
走行距離制限の超過による追加料金
を支払わなければなりません。
そのため、
走行距離制限が長い車のサブスクリプションは?
走行距離制限が無い車のサブスクリプションは?
というのが気になる方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、
車のサブスクリプションの走行距離制限
などに関する話題です。
走行距離制限が長い車のサブスクリプションは?
ここからは、
走行距離制限が無い車のサブスクリプション
走行距離制限が長い車のサブスクリプション
をご紹介していきます。
走行距離1位:「カーコンカーリース」(月間2,000km~走行距離制限なし)
は、
走行距離制限なし(中途解約の場合、月間走行距離2,000km)
という、中途解約しなければ原則走行距離制限がない車のサブスクリプションです。
なぜ走行距離制限がないかというと、
リース期間終了後に車がもらえるため、残価精算や原状回復などが必要なく、返却時の車両査定も必要ない
という点が挙げられます。
は、
走行距離制限を気にせずに車に乗りたい
契約満了後に車が欲しい
などといった方におすすめの、車のサブスクリプションです。
走行距離2位:「おトクにマイカー 定額カルモくん」(月間1,500km~走行距離制限なし)
は、
走行距離制限:月間1,500km
の車のサブスクリプションです。
契約期間中の自動車の走行距離に制限はありますか
1ヶ月あたりの平均走行距離が1,500kmを上限とさせて頂いております。
ただし、
「乗り放題オプション」に加入すれば、走行距離制限なし※「乗り放題オプション」は、7年以上で対象車種(軽自動車とコンパクトカー)での契約(月額500円)
となります。
さらに、
「乗り放題オプション」に加入すれば、契約満了時に車がもらう事が可能
です。
また、
では、
中古車は走行距離制限なし
となっています。
そのため、
は、
走行距離制限を気にせずに車に乗りたい
契約満了後に車が欲しい
などといった方におすすめの、車のサブスクリプションです。
走行距離3位:「SOMPOで乗ーる」(月間1,000km~3,000km)
は、
月間走行距離を、1,000km、1,500km、2,000km、3,000kmから選択可能
な車のサブスクリプションです。
月間走行距離を短くすると、月額料金や車両価格が安くなる
月間走行距離を長くすると、月額料金や車両価格が高くなる
という特徴がありますが、
は、
カーシェアにより維持費を安くできる
という特徴がありますので、その点も考慮しつつ月間走行距離を設定すれば、非常にお得に車を利用する事ができます。
走行距離4位:「KINTO(キント)」(月平均1,500km)
は、
走行距離制限:1,500km×利用月数
の車のサブスクリプションです。
この走行距離制限が長いか短いかについてですが、
の中でご紹介させていただいている車のサブスクリプションのほとんどが、月間1,000km~1,500kmの走行距離制限となっており、
1,500kmという走行距離制限は、車のサブスクリプションとしては平均的
といってよいかと考えられます。
また、
の場合、
月ごとの走行距離制限ではなく、
・3年契約:合計54,000km(月平均1,500km)
・5年契約:合計90,000km(月平均1,500km)
・7年契約:合計126,000km(月平均1,500km)
という、
契約期間のトータルでの走行距離制限
となりますので、
車に多く乗る月、あまり乗らない月など、月々の利用状況に応じてバランスを取っていく事が可能
です。
走行距離4位:「定額ニコノリパック」(月平均1,500km)
は、
走行距離制限:5年間で60,000km(月平均1,500km)
の車のサブスクリプションです。
こちらも、
契約期間のトータルでの走行距離制限
となりますので、
車に多く乗る月、あまり乗らない月など、月々の利用状況に応じてバランスを取っていく事が可能
です。
走行距離6位:「コスモMyカーリース」(月間500km~1,500km)
は、
走行距離制限:月間500km~1,500km
の車のサブスクリプションです。
月間500kmという走行距離制限は、車のサブスクリプションの中でもかなり短い距離となりますが、
では、車の利用頻度に応じて平均的な走行距離制限である月間1,500kmまで選ぶ事が可能です。
走行距離制限が長い車のサブスクリプション、デメリットは?
ここまで、走行距離制限が比較的長い車のサブスクリプションをご紹介してきました。
走行距離制限をオーバーすると、超過による追加料金を支払わなければならない
という点から、
車のサブスクリプションを選ぶなら、走行距離制限が長いリース会社を選んだ方がいいんじゃないの?
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、走行距離制限が長いというのは必ずしもメリットばかりではありません。
走行距離制限が長いと、月額料金や車両価格が高くなる傾向がある
多くの車のサブスクリプションにおいて、
走行距離制限を長くした場合、月額料金や車両価格が高くなる
という傾向があります。
走行距離制限を月間500km~1,500kmの間で選択可能な、
のスズキ「アルト」を例に見てみますと、
・5年契約(走行距離制限月間500km):月額24,860円~(総額1,491,600円~)
・5年契約(走行距離制限月間1,000km):月額25,300円~(総額1,518,000円~)
・5年契約(走行距離制限月間1,500km):月額26,510円~(総額1,590,600円~)
となっており、走行距離制限を長く設定するほど、月額料金や総額費用は高くなっていく事がお分かりいただけるかと思います。
車のサブスクリプションは、返却時に車両査定が必要で、走行距離が長い車は価値が下がるため、その分だけ月額料金が上乗せされる
ためです。
また、
走行距離制限なしの車がもらえる車のサブスクリプションは、基本的に契約満了までに車両代金を全て支払っている(返却時に車両査定が必要ない)ため、走行距離制限なしに設定できる
という事になります。
が、中途解約の場合、走行距離制限なしから月間走行距離2,000kmになるのは、中途解約の場合、車両査定が必要になるためと言えます。
まとめ ~車のサブスクリプション、走行距離の設定は適切に~
今回は、
車のサブスクリプションの走行距離制限
などに関する話題についてご紹介してきました。
車のサブスクリプションの走行距離制限は、むやみに長く設定すれば良いというものではなく、車の利用頻度や走行距離に合わせて適切に設定しなければ、無意味に月額料金を支払ってしまう場合があります。
本記事が、皆様の車のサブスクリプション選びの参考になりましたら幸いです。