Excel VBAにおける、Ifステートメントによる条件分岐に、=、>=、<=の比較演算子を組み合わせた例をご紹介します。
その前に、今回使用する比較演算子についておさらいします。
=は左辺と右辺が等しい場合Trueを返す
>=は左辺が右辺以上の場合Trueを返す
<=は左辺が右辺以下の場合Trueを返す
Ifステートメントによる条件分岐と、=、>=、<=を組み合わせる
下記のコードの変数iに、5の数値を代入して実行した場合、メッセージボックスには「5と等しい」と表示されます。
変数iに代入する数値を6以上に変更した場合、メッセージボックスには「6以上」と表示されます。
変数iに代入する数値を4以下に変更した場合、メッセージボックスには「4以下」と表示されます。
Sub 条件分岐と比較演算子() Dim i As Long i = 5 ‘変数に数値を格納 ‘以下、If~ElseIfステートメントによる条件分岐 MsgBox “5と等しい” ‘変数iが5と等しい場合、この処理を実行 ElseIf i >= 6 Then ‘変数iが6以上の場合 MsgBox “6以上” ‘変数iが6以上の場合、この処理を実行 ElseIf i <= 4 Then ‘変数iが4以下の場合 MsgBox “4以下” ‘変数iが4以下の場合、この処理を実行 End If End Sub |