近年では、
・派遣切り
・雇い止め
などといったネガティブなワードがニュースなどで多く飛び交い、一見すると派遣社員には厳しい状況のようにも思われます。
しかしその一方で、
ワークライフバランスの満足度においては派遣社員が正社員を上回る結果が出る
など、派遣社員という働き方も人によっては必ずしも悪い事ばかりではないようにも見受けられます。
仕事とプライベートの調和を指す「ワークライフバランス」への満足度を雇用形態別に聞いた結果、「良い」と答えた人の割合が最多だったのは「契約社員」(35%)、次いで「派遣社員」(29%)で、「正社員」(23%)を上回った――。人材会社エン・ジャパンがこんな調査結果を発表した。
引用:ITmediaビジネスONLINE『ワークライフバランス満足度、契約・派遣社員が正社員を上回る 最下位は「フリーランス」』より
さらにはスキルを活かして高額な時給を手にするケースも少なからず見受けられるようです。
不妊治療との両立ができるよう週4日勤務を実践。満足しているのはこの働き方だけではない。時給が約4000円と高額だからだ。
梨花さんは、前職でマーケターの経験があった。時給4000円と評価されたのは、もともとウェブマーケティングのスキルが派遣人材市場での需要が高いことに加え、英語力と海外市場のリサーチ経験が豊富だったこともモノを言った。
引用:BUSINESS INSIDER JAPAN『時給4000円派遣で復職、50代主婦の正社員採用…転職バブルで家庭との両立夢みたけど』より
これらの結果を分析すると、
・他の人があまり持っていない、高いスキルを持っている
・必ずしも正社員である必要性がない
などといった条件が揃っている方にとっては、派遣社員として働くという選択肢にはメリットも多いようにも感じられます。
そこで今回は、
VBAのスキルを活かして派遣社員として働く
事に関する話題です。
VBAの派遣求人が多い派遣会社は?
VBAと言えば、派遣の求人も比較的多いように思われるスキルの一つです。
そして派遣分野において売上高の多い2大企業と言えば、
・リクルートホールディングス
・パーソルホールディングス(旧:テンプホールディングス)
の2つがあります。
国内の人手不足を追い風に、業界首位のリクルートは世界大手の一角を狙う。一方、業界2位のパーソルは、本気でアジアナンバーワンになるつもりだ。
引用:Business Journal『リクルート、悲願の「世界大手」入り…2位のパーソルも怒涛の海外進出で「1兆円企業」へ』より
まずは、この2社が提供している派遣求人サービス
・リクルートスタッフィング(リクルートホールディングス)
・パーソルテクノロジースタッフ(パーソルホールディングス)
における、VBAの求人数を見ていきたいと思います。
東京都全域の「VBA」のキーワードで検索した求人数は?
2019年3月時点における、東京都全域の「VBA」のキーワードで検索した求人数は、
・リクルートスタッフィング:177件
・パーソルテクノロジースタッフ:108件
となっており、リクルートスタッフィングの方が件数としては多くなっています。
ちなみに、東京都全域の「ExcelVBA」のキーワードで検索すると
・リクルートスタッフィング:119件
・パーソルテクノロジースタッフ:45件
となっており、こちらもやはりリクルートスタッフィングの方が件数としては多くなっています。
ちなみに東京都全域の「VBA」のキーワードにおける時給の最高額は
・リクルートスタッフィング:3,100円
・パーソルテクノロジースタッフ:3,150円
となっており、ほぼ同じか若干パーソルテクノロジースタッフが高くなっているようです。
『パーソルテクノロジースタッフ』に登録しておくのがおすすめな理由
確かにVBA関連のお仕事の件数でみると、リクルートスタッフィングが上回っています。
しかし、それでも
に登録しておくのは非常におすすめです。
ここからは、その理由についてご紹介していきたいと思います。
理由その1:2019年4月より全てのお仕事で交通費が別途支給される!
派遣社員経験のある方ならご存知の方も多いかもしれませんが、
派遣社員は交通費が支給されないのが当たり前
です。
もちろん、リクルートスタッフィングも2019年3月現在、交通費が出ないのが普通です。
派遣労働者への交通費支給については、これまで「社員ではないので支給されないのが当たり前」とされているが、それでもネットには「不公平だ」という不満の声が絶えない。同じ仕事をしているのに、正社員だと交通費が出て、派遣社員だと出ないのはおかしいというのだ。
引用:キャリコネニュース『派遣社員にも「交通費」が支給されるようになる? 参議院の「附帯決議」が話題に』より
しかし、
では、
2019年4月より全てのお仕事で交通費を別途支給
されます。
2019年4月より、パーソルテクノロジースタッフを通じて就業する派遣エンジニアの通勤費用の支給を開始いたします。
これにより勤務地による費用負担を気にせず、エンジニア自身のキャリアアップや自己実現軸での仕事選びを可能にし、中長期的なキャリアデザインができるように支援いたします。引用:PR TIMES『パーソルテクノロジースタッフ、エンジニアのキャリア支援プロジェクト第二弾 2019年4月より派遣エンジニアの通勤交通費を支給開始』より
交通費というと、勤務地にもよりますが、1ヶ月に1万円以上はかかる事も決して珍しくないですし、時給によっては1ヶ月の交通費が1日分の給与に匹敵してしまう場合もあります。
しかし、
2019年4月より全てのお仕事で交通費を別途支給
してくれるのは、
それだけで時給の大幅アップと同じ意味があります
し、交通費の支給が本当にありがたいと感じる派遣社員の方も多いのではないでしょうか?
理由その2:深刻IT人材不足の中、IT系に特化しているが故の強みがある
は、
・ITエンジニア(ほかIT業界全般)
・Webクリエイター
・ものづくりエンジニア
などに特化した派遣サービスであるという特徴があります。
具体的な職種としては、
【ITエンジニア、IT系専門職】
開発エンジニア、ネットワークサーバーエンジニア、テクニカルサポート、ヘルプデスク、IT営業、ソフト/ハードウェア評価、PMO、SEアシスタント など
【WEBクリエイター】
クリエイター、ディレクター、プランナー、マーケター、デザイナー、コーダー など
【設計・研究開発】
機械設計、電気・電子回路、半導体、組込みソフト、CAE解析、生産技術(FA)、品質管理、建築・設備系設計、化学・材料研究開発、CADオペレーター、電気・機械評価 など
になります。
既にご存知の方も多いかと思いますが、
近年のIT系の人材不足は深刻
で、経済産業省の調べによると、
IT人材の不足の規模は2030年の中位のシナリオで59万人、最大で79万人
に達する試算だそうです。
経済産業省の調べによると、IT人材の不足の規模は2030年の中位のシナリオで59万人、最大で79万人に達するという。この調査に対して、AWSの長崎社長は「なんとなく感じていたものの、この数字は予測を上回る」と語る。
引用:EnterpriseZine『「IT人材は2030年に60万人不足」AWSが育成プログラム発表』より
その点において、
では
・ITエンジニア
・プログラミング言語別
・RPA
などといった多彩なIT系求人情報を用意しているため、その強みは今後益々拡大、強化されていく事が予想されます。
理由その3:RPAの無料研修や体験講座など、派遣社員に必要不可欠なスキルアップ講座も実施している
派遣社員は個人の優れたスキルがあってこそ継続していく事のできる雇用形態
だと思いますので、
IT化の波に乗り遅れ、自らのスキルをアップデートできていないようでは勝負にならない
面もあります。
しかしその点においても、
では2019年3月現在、
・RPAの無料研修
・RPA体験講座
などのスキルアップ講座も行っており、
IT化の波に乗り遅れる事なく、IT人材不足の波を逆手にとってお仕事探しを行っていく
事ができます。
RPAとは?
「RPA」とは、ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の略。単純な事務作業を自動化して効率化を図ることができるため、今後、事務作業の多い銀行・保険業等の金融系企業をはじめ様々な業種において、急速に導入が進むことが予測されています。
(中略)
基本的なロボット作成から、より効果的なロボット構築、複雑なエラー解消まで出来るエンジニアを目指し、そして業務BPRやRPAと他のテクノロジーを組み合わせて提案も出来るRPAコンサルタントへのキャリアパスが可能です。RPAの基本的な作成が出来るだけではなく、周辺のIT知識も踏まえて、RPAを使いこなせるエンジニアのキャリアを支援します。
余談:中途半端な募集内容の派遣求人はあまりおすすめしない
ここで少々余談にはなりますが、個人的な経験上、
・通常の事務 + VBAも出来れば尚可
みたいな中途半場な内容の派遣求人は基本的にあまりおすすめしません。
なぜかと言いますと、
・開始時点の時給が安い
・いざ就業してみたら、時給に対して明らかにオーバースキルではないかと思う場合が多い
・交渉しても時給が上がらない
などという経験からです。
ちなみにどこの派遣会社かと言うと、リ〇ルートス〇ッフィングなのですが(笑)、そういった意味ではやはりIT系のスキルを活用するならIT系に特化した派遣会社の方が良いようにも思われます。
仕事内容に対してあまりにも時給が低いと、モチベーションが全く上がらないですしね・・・
まとめ
今回は、
VBAのスキルを活かして派遣社員として働く
事に関する話題などについてご紹介してきました。
最後はRPAにまで話が広がってしまいましたが、
には、
・2019年4月より全てのお仕事で交通費が別途支給される
・IT系に特化しているため、今後ますます人材が不足していくIT業界に対する強みがある
・IT系に特化しているため、RPAなどのスキルアップ講座も充実している
などといったメリットがあります。
もし、
・VBAを活かした派遣のお仕事を探している
・交通費などで待遇の良い派遣会社を探している
・さらなるスキルアップを目指したい
などという方は、
に登録してみるのも一つの選択肢ではないでしょうか?