【Excel VBA】Ifステートメントによる条件分岐(=を使った比較演算子)

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Ifステートメントとは、指定した条件によって処理方法を分岐させたい場合に使れ、プログラムの中でも頻繁に使われる、必須のステートメントです。
そこで今回は、Ifステートメントによる条件分岐についてご紹介します。

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Ifステートメントの使いかた

Ifステートメントは下記のように記述します。

If 条件式1 Then
 条件式1を満たす場合の処理
(ElseIf 条件式2 Then
  条件式1を満たさず、条件式2を満たす場合の処理)
(ElseIf 条件式3 Then
  条件式1と条件式2を満たさず、条件式3を満たす場合の処理)
(Else
  上記いずれの条件式も満たさない場合の処理)
End If

()の中のElseIf~と、Else~は省略する事ができます。

また、ElseIf~は条件式4、条件式5~と、複数の条件を指定する事ができます。

 

例として、下記のコードをご紹介します。

変数strに猫という文字列を代入して実行した場合、メッセージボックスには「猫である」と表示されます。

変数strに代入する文字列を馬に変更した場合、メッセージボックスには「馬である」と表示されます。

変数strに代入した文字列が猫でも馬でもない場合、メッセージボックスには「猫でも馬でもない」と表示されます。

Sub 条件分岐()

Dim str As String

str = “猫” ’変数に文字列を格納

‘以下、Ifステートメントによる条件分岐
If str = “猫” Then ’変数strが「猫」の場合

MsgBox “猫である” ’変数strが「猫」の場合、この処理を実行

ElseIf str = “馬” Then ’変数strが「馬」の場合

MsgBox “馬である” ’変数strが「馬」の場合、この処理を実行

Else ’変数strがIfとElseIfのどの条件にも該当しない場合

MsgBox “猫でも馬でもない” ’変数strがIfとElseIfのどの条件にも該当しない場合、この処理を実行

End If

End Sub

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