日常生活において、適度な運動は必要不可欠です。
ただでさえ「座りすぎ」とされて運動不足に陥りやすい日本人ですから、適度な運動は特に重要です。
今回は、
「座りすぎ」や「デスクワーク」による運動不足の解消やダイエット
などに関する話題です。
日本人は座りすぎ?
そんな私も、以前の記事でもご紹介したように、そんな私もエアロバイクや腹筋用器具を使ったり、1日数キロは歩くようにしたりして、できるだけ運動不足にならないように心がけています。
日本人は世界で一番長く座っている国民
しかし、パソコンが広く普及した事によるデスクワーカーの増加や、長時間労働を厭わない国民性により、
「日本人は世界で一番長く座っている国民」
であるという調査結果も明らかになっています。
「しかも、日本人は世界で一番長く座っている国民なんです」
シドニー大学の研究者たちが世界20カ国・地域の成人を対象に、平日の総座位時間を調べたところ、日本人の中央値は1日420分(7時間)だった。全体の平均中央値である1日300分(5時間)より、2時間も長かった。
引用:AERA dot.『世界でいちばん「座りすぎ」! 日本人のがん、脳梗塞との関係は?』より
よくある座りすぎ対策「バランスボール」
とはいえ、いくら
「座りすぎ」
と言われても、働かない訳にはいかない方も多いものと思います。
ところで、よくオフィスなどで見かける座りすぎ対策の一つに
「バランスボール」
があると思いますが、その効果の程はどうなのでしょうか?
「バランスボール」の消費カロリーは、無いよりマシ程度?
まず、オフィスの椅子をバランスボールに変えた場合の消費カロリーについてですが、
・1時間:4kcal
・1日:32kcal(8時間労働の場合)
程度であるようです。
バランスボールの効果は侮れません。オフィスの椅子をバランスボールに変えるだけで、1時間につき4kcal、1日8時間労働とすると、5日間で160kcalを消費できます。カロリー消費だけでなく、意識しにくい体幹の筋肉を鍛えて痩せやすい身体を作る効果も。
引用:livedoor NEWS『簡単に100kcal消費する5つの方法―「1kmウォーク」「家事」』より
確かに普通の椅子よりは消費カロリーは高いものの、一般的な家事30分あたりの消費カロリーなどと比較した場合、
・スーパーでの買い物(30分):130kcal
・大掃除(30分):167kcal
・模様替え(30分):223kcal
・子供と遊ぶ(30分):149kcal
となっていますので、バランスボールの消費カロリーは少々もの足りなく感じるところもあります。
4.家事で消費するカロリー(30分)
スーパーでの買い物:130kcal
大掃除:167kcal
模様替え:223kcal
子供と遊ぶ:149kcal引用:livedoor NEWS『簡単に100kcal消費する5つの方法―「1kmウォーク」「家事」』より
バランスボールの効果はあくまでも、
それ自体で痩せるというよりは、体幹の筋肉を鍛えて痩せやすい身体を作る
ものであると捉えた方が良さそうにも思われます。
身体の下ごしらえ
のようなものでしょうか?
バランスボールは快く思われていない?
また、
オフィスなどにバランスボールを持ち込む行為
ですが、
周りの方はそれ自体を快く思わない
というケースも少なからず存在しているようです。
就業規則では「バランスボールは禁止」とは書いていない。ただ、A美さんのバランスボールの座り方はあまりにも不安定で、同僚たちは快く思っていないそうだ。
引用:ニコニコニュース 『揺れまくる同僚の「バランスボール」にドン引き、私物の持ち込みは制限できる?』より
正直、これは私も分かりますね・・・
・頭がグラグラグラグラ揺れていて目障り
・ギュッギュッギュッギュッとうるさくて耳障り
・通路が狭いと、バランスボールは通行の邪魔
など、たしかに目障り、耳障りに感じて快く思えなかった事は幾度となくあるように思います。
特に忙しくてストレスが溜まっている時などに、呑気にバランスボールでグラグラしている奴を見るとイライラしてくるのは正直否定できません・・・(苦笑)
デスクで効果的に、邪魔にならずに運動不足の解消やダイエットをするには?
・消費カロリーは決して多くない
・同僚に快く思われない事も多い
などといったバランスボールですが、それでもなんとかしてデスクでも
「座りすぎを解消したい」
「運動不足を解消したい」
「ダイエットしたい」
などと考える方も多いのではないでしょうか?
デスクでウォーキングできる「HOVR」(ホバー)とは?
調べたところ、デスクでウォーキングできる器具に、
「HOVR」(ホバー)
という器具があるようです。
この「HOVR」(ホバー)は、
アメリカなどを中心に、コールセンター、IT、広告代理店、金融など、デスクワークにより座りすぎになりがちな様々な企業で導入されている器具
です。
「Google」「Apple」などのオフィスでも「HOVR」(ホバー)は既に活躍中!
こちらの公式動画でも、
・Apple
などの超有名企業のオフィスでも「HOVR」(ホバー)は既に活躍している事が紹介されています。
「HOVR」(ホバー)は、「無意識の運動」によりカロリー消費を増加できる器具
次に「HOVR」(ホバー)の特徴ですが、
自在に動かせる円盤のようなものに足を乗せ、デスクワーク中に足をブラブラさせることで、無意識にカロリー消費を増加できる
というものです。
自在に動かせる円盤のようなものに足を乗せ、デスクワーク中に足をブラブラさせることで、無意識にカロリー消費を増加できるのが特徴だ。積極的な運動をせず、普段の活動でカロリー消費を増やす概念である「ニート(Non-Exercise Activity Thermogenisis:NEAT)」という“無意識の運動”ができる。
引用:CnetJapan『デスクワークをしながらカロリーを消費できる「HOVR(ホバー)」、日本に上陸』より
「HOVR」(ホバー)の消費カロリーは?
先ほどご紹介した記事の中では、
1kmウォーキング(20分程度)は、ほぼ100kcalに相当
とされていましたが、
アメリカの「メイヨー・クリニック」と、「イリノイ州立シカゴ大学」の研究
によると、
「HOVR」(ホバー)の消費カロリーは、5時間のデスクワークあたり30分のウォーキングに相当する
とされています。
米国で知られているメイヨー・クリニック(Mayo Clinic)とイリノイ州立シカゴ大学(UIC)において研究され、何もせず座っているときに比べてHOVRを使うとカロリー消費は17~20%上昇、立っている状態と比べても7%上昇することがわかっているという(酸素消費量からの算出)。
また、消費カロリーは、5時間のデスクワークあたり30分のウォーキングに相当するとしている。
引用:CnetJapan『デスクワークをしながらカロリーを消費できる「HOVR(ホバー)」、日本に上陸』より
「HOVR」(ホバー)の消費カロリーは、「バランスボール」よりはるかに多い
つまり、
「HOVR」(ホバー)の消費カロリーは5時間で150kcal
ほどとなりますので、
8時間で32kcalほどのバランスボール
と比べれば間違いなく大きなカロリー消費が期待できます。
「HOVR」(ホバー)は同僚の邪魔にならない?
また先ほどご紹介した画像にもありましたように、グラグラと体を動かすバランスボールと違い、
「HOVR」(ホバー)はあくまでも足元の動きだけ
ですので、
座り方があまりにも不安定
などといった同僚からの不快な目を向けられる事なく、足元だけをコッソリ動かしながら運動不足の解消やダイエットに勤しむ事ができます。
医学博士も注目!日本に上陸したばかりの最新器具
この「HOVR」(ホバー)ですが、
2017年にようやく日本に上陸したため、2019年現在は日本に普及するのはこれからという最新器具
です。
さらに、この「HOVR」(ホバー)については、東海大学工学部・医用生体工学科 教授(医学博士、放射線科医)の高原太郎氏がその概念に衝撃を受けるなど、業界でも高い関心が寄せられています。
これまでの日本のオフィスでは、デスクワーク中の運等不足解消やダイエットと言えば「バランスボール」でしたが、「HOVR」(ホバー)が取って代わる日もそう遠い事ではないのかもしれません。
MRIの研究を行っている、東海大学工学部・医用生体工学科 教授(医学博士、放射線科医)の高原太郎氏は、自身のダイエットの経験を踏まえて“NEAT”という概念に衝撃を受けたという。
実際にHOVRを使い、被験者にスマートフォンでLINEのメッセージを書きながら10分間動かした後、MR血管撮影(MRI)とサーモグラフィで比較したところ、明らかに血流が増加し、末梢(まっしょう)循環が改善している効果を確認したと語った。
引用:CnetJapan『デスクワークをしながらカロリーを消費できる「HOVR(ホバー)」、日本に上陸』より
まとめ ~これからの時代は「HOVR」(ホバー)!~
今回は、
「座りすぎ」や「デスクワーク」による運動不足の解消やダイエット
などに関する話題をご紹介してきました。
広く普及しているバランスボールではありますが、
・消費カロリーは決して多くない
・同僚に快く思われない事も多い
などといった問題もあります。
もし、バランスボール以外で「座りすぎ」や「デスクワーク」による運動不足の解消やダイエットに効果的な器具を探しているという方は、
デスクでウォーキングできる「HOVR」(ホバー)の導入も検討してみてはいかがでしょうか?