Google Apps Scriptにおける、for文による繰り返し処理と最終行取得を組み合わせた例についてご紹介します。
for文を使った繰り返し処理
下記の例ですが、まず変数last_rowに、アクティブシートの文字列が入力されているセルの最終列の数値を代入します。
次に()の中ですが、以下のようになっています。
var i = 0は、変数iの初期値に0を指定する、という初期化式
i < last_row – 1は、変数iが、変数last_rowに代入された数値を-1した数値(今回は9)より小さい間は処理を繰り返す、という条件式
i++は、繰り返す度に変数iを+1していく、という増減式
まとめると、変数iの初期値は0で、処理を繰り返す度に変数iを+1していき、変数iが変数last_row-1より小さい間は処理を繰り返す、という事になります。
続いて{}の中の処理内容ですが、これは以下のようになっています。
sh.getRange(2 + i, 1)は、アクティブシートの2 + i行目のA列(行数は2行目~10行目へと増加していく)を表す
getValue(1 + i + ‘番’)は、指定したセル番地であるA列の2行目~10行目へ、1~9の数値と、「番」という文字列を結合した文字列を記載していく
function myFunction() { var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet(); for (var i = 0; i < last_row – 1; i++) { sh.getRange(2 + i, 1).setValue(1 + i + ‘番’); } |