海のパイナップル「ホヤ(海鞘)」が好き!食べたい!どんな味?名産地や栄養は?

みなさんは、

ホヤ(海鞘)

はお好きですか?

または、食べた事はあるでしょうか?

誰が言ったか、

海のパイナップル

とも称されるこの「ホヤ」ですが、東北の三陸地方のスーパーなどに行くと、わりとゴロゴロたくさん置いてある印象があります。

そんな「ホヤ」ですが、2019年現在、

大量廃棄

にあえぐなど、苦しい状況が続いているようです。

世界貿易機関(WTO)が韓国による東北など8県の水産物の禁輸措置を容認してからまもなく3カ月、旬を迎えた東北を代表する海産物「ホヤ」が大量廃棄に今もあえいでいる。

捨てられ続ける状況に歯止めをかけようと立ち上がったのは宮城県塩釜市の飲食店オーナー、佐藤文行さん(59)。

「これをヒーローにしないでどうするの」とその味に魅せられ、食の力で現状を打破しようとする活動に密着した。

引用:Yahoo!ニュース『「鶏から喰ってる場合じゃねぇぞ」大量廃棄にあえぐホヤ、59歳の捨てさせない挑戦』より

今回は、

ホヤ

に関する話題です。

「ホヤ」はどこで獲れるのか?養殖(水揚げ)されている都道府県は?

冒頭で「ホヤ」について、

東北の三陸地方のスーパーなどに行くと、わりとゴロゴロたくさん置いてある印象

という点について触れましたが、実際にはどの都道府県で水揚げされているのでしょうか?

「北海道」「青森県」「岩手県」「宮城県」のみで、「宮城県」が断トツで多い

下記のデータによると、平成28年における養殖によるホヤ類の収穫量は、

・宮城県:13,403t

・北海道:3,559t

・岩手県:894t

・青森県:416t

となっており、

この4道県で100%を占めている

状況となっています。

また、ホヤ類の収穫量としては宮城県が断トツで多く、

「ホヤ」の名産地といえば、まずは「宮城県」

と言っても過言ではなさそうです。

※出典:家勉キッズ「(養殖)ほや類の収穫量」より

都道府県 収穫量(t) 占有率(%)
全国 18,271 100
宮城県 13,403 73.36
北海道 3,559 19.48
岩手県 894 4.89
青森県 416 2.28

主に「真ボヤ(マボヤ)」「赤ホヤ(アカホヤ)」がある

また、「ホヤ」の種類についてですが、

・東北の三陸地方で養殖されているのは「真ボヤ(マボヤ)」

・北海道では天然ものの「赤ホヤ(アカホヤ)」

というのが一般的で、

・「真ボヤ(マボヤ)」の方がホヤらしい癖が強い味

・「赤ホヤ(アカホヤ)」は比較的マイルドな味

であるとされています。

日本で消費されているホヤの種類は主に「真ボヤ(マボヤ)」と「赤ホヤ(アカホヤ)」があります。

マボヤは三陸を中心に養殖が盛んです。殻は入水孔と出水孔以外に突起がいくつも出ており、身は黄色です。アカホヤは主に北海道から天然ものが出荷されています。

殻は入水孔、出水孔以外の突起はなく、身は赤身の強いオレンジ色です。一般的にマボヤの方がホヤらしい癖が強く、アカホヤは比較的マイルドと言われています。

引用:ほやほや学会「ほやってなに?」より

「ホヤ」を食べたことのある人は実は意外と多い?そして意外と嫌われていない?

「ホヤ」を収穫している都道府県は非常に少なく、食べたことがある人は少ないのかと思いきや、意外とそうでもないという調査結果もあります。

下記の調査によると、

・ホヤを食べたことがある:44%

・ホヤを食べたことがない:56%

という結果が明らかになっており、ほぼ半々といってもよいくらい、ホヤを食べたことのある人はいるようです。

個人的にこれはちょっと意外な結果でした。

また、

30%の方が「きらいじゃない」

と回答したとされており、まあ思ったよりは嫌われてもいない印象です。

総数は1050票。そのうち、

食べたことある→44%

食べたことない→56%

おや、わりにホヤ体験あるものですね。未体験56%中、30%の方が「きらいじゃないよ」という反応なのもうれしい結果でした。今回レポーターをつとめます私、白央(はくおう)も宮城県出身。ホヤは小さい頃から、身近な存在でした。

引用:メシ通「ホヤってうまいの?どうやって食べる?ほやほや学会会長にいろいろ聞いてみた」より

「ホヤ」の栄養は?効果は?

見た目だけで言うと敬遠してしまう方も多いかもしれない「ホヤ」ですが、その中身は非常に栄養豊富な事で知られており、

・成人病予防効果があるといわれている「タウリン」

・疲労回復、集中力を高め、がんを抑制する効果があるとされている「グリコーゲン」

・コラーゲンの生成や抗酸化作用に役立つ「亜鉛」

・活性酸素の除去や免疫機能の維持に役立つ「鉄」

・エネルギーや脂肪の代謝に関与する「ビタミンB12」

・強い抗酸化作用をもち若返りのビタミンと言われている「ビタミンE」

・最近注目されている認知症予防に効果があるといわれている「プラズマローゲン」

など非常に多彩な栄養を含み、

美容と健康に良いとされる食べ物

です。

ホヤは成人病予防効果があるといわれているタウリン。疲労回復、集中力を高める、がんを抑制する効果があるとされているグリコーゲンを豊富に含みます。

また、コラーゲンの生成や抗酸化作用に役立つ亜鉛、活性酸素の除去や免疫機能の維持に役立つ鉄を多く含みます。亜鉛は味覚形成にも役立つといわれています。

また、エネルギーや脂肪の代謝に関与するビタミンB12、強い抗酸化作用をもち若返りのビタミンと言われているビタミンE、そして最近注目されている認知症予防に効果があるといわれているプラズマローゲンを多く含んでいる美容と健康に良いとされる食べ物です。

引用:ほやほや学会「ほやってなに?」より

ホヤはビタミンE、B12を多く含んでいます。ビタミンEは脂溶性で、強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑え体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがあるので、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立っていると考えられています。

また、ビタミンB12は水溶性ビタミンの一種で身体の細胞の生成に大きく関わり、血液の生成にも関わるなど非常に大切なビタミンの一つですが、野菜や果物にはほとんど含まれていないので、こうした魚貝から摂取する必要があります。

引用:旬の食材百科ホームページ

「ホヤ」の味は?

次に、よく「独特」と「ホヤ」の味についてですが、下記の記事によると、

5つの味覚「甘み、塩み、酸み、苦み、うまみ」を兼ねそろえた唯一無二の食材

であるとされています。

ほやは5つの味覚「甘み、塩み、酸み、苦み、うまみ」を兼ねそろえた唯一無二の食材。水揚げから時間が経つとその独特の風味がきつくなるためホヤは鮮度が命。

加工品などは採れたてをさばいて加工しているのでうま味がぎっしり。
ホヤを食べた後に水やお茶、お酒を飲むと甘く感じられます。

引用:ほやほや学会「ほやってなに?」より

ちなみに私も生の「ホヤ」を食べたことがありますが、確かに先ほどご紹介した表現は非常に的確で、その通りの味かなと思います。

しかし、「他の食べ物に例えるなら何?」と言われると、非常に難しいといいますか、正直ちょっと思いつきません。

やはり「独特」といいますか、

・他の食べ物では代わりがきかない味

・食べたことのある者にしか分からない味

であるように思います。

あと、

正直、生食などでそのまま食べると子どもにはちょっと分かりにくい味

と言えるかもしれません。

一度ハマるとやみつきになる?

また少々余談になりますが、ホヤに関しては、

私の伯父が生前、亡くなる直前にホヤを食べたがった

という、忘れられない思い出があります。

この世には数え切れない程の食べ物がありますが、まさか「ホヤ」をチョイスするとは思ってもみなかったので(失礼)、驚いたのを覚えています。

ちょうど時期が悪かった事もあり、私の親戚がほうぼう探してようやく発見し、なんとか食べさせたそうですが、一度「ホヤ」を好きになってしまった方が、病床どころか死の間際にあっても食べたくなるような魅力を秘めている食材であるのは間違いないように思います。

「ホヤ」の食べ方は?

「ホヤ」というと「生食」が一般的ではないかと思いますし、実は私もこの記事を書くまで生のホヤしか食べたことがありません。

(刺身とか、酢の物ですかね・・・)

「ホヤ」のレシピも増えている!

しかし近年では、「ホヤ」を使った様々なレシピが増えているようです。

Rakutenレシピ「ホヤのレシピ一覧

には、

・ホヤ飯

・ホヤと実山椒の炊き込みご飯

・茹でホヤ

・ホヤ冷汁

・ホヤのポテトサラダ

・ホヤとホタテのバター醤油焼き

・蒸しホヤと納豆のスパゲッティーニ

・ホヤとはんぺん、夏野菜のバターソテー

・ホヤの冷製タルト

などを始めとした、実に多彩な「ホヤ」のレシピが紹介されています。

また、下記の動画では殻付ホヤのさばき方が紹介されています。

実は私、ホヤをさばいている所を初めて見ました(笑)

今にして思えば、こういった作業も祖母がやってくれていたんですね~・・・

感謝すると共に、食べてばかりでどうもすみません・・・

「ホヤ」のレシピをどんどん増やしてアピールしてほしい

これは個人的に思う事なのですが、北海道や東北の三陸地方というのは、素晴らしい海産物の宝庫で、何も手を加えずにそのまま食べても十分に美味しい食材の宝庫です。

ただその反面、

・工夫しない

・商売や、アピールが下手

などといった、手を加える必要が無いがゆえの弱点ももっているように思います。

さらに言えば、

「どうせうまぐいがねーべー」

的な発言をして、変化どころか工夫する事すら拒絶する方も少なくないように思います。

このあたりは、もう少し「大阪商人」的な方々の商売根性を見習った方が良いのではないかとも思います。

「タコ」だって見た目は「ホヤ」に負けないくらいグロテスクですが、「たこ焼き」を毛嫌いする人はそう多くはないはずです。

情報が溢れかえり、さらに人々の好みも多様化している現代において、新鮮であることだけを頼りにし、ただただ食べに来てくれるのを待っているだけでは、ごく一部の地方のグロテスクな珍味として埋もれていくだけ、のようにも思います。

これからでも、さきほどご紹介したような「ホヤ」のレシピをどんどん考案していけば、「独特な味」というだけの「ホヤ」のイメージを変えていく事ができますし、新たな客層を開拓していく事ができるのではないかと思います。

まとめ

今回は、

ホヤ

に関する話題についてご紹介してきました。

「独特な味」と称される「ホヤ」ですが、一度好きになってしまうと私の伯父のように体調が悪くても食べたくなってしまうような不思議な魅力を持っているのは間違いありません。

もし、

まだ「ホヤ」を食べた事が無い・・・

という方は、是非一度、

5つの味覚「甘み、塩み、酸み、苦み、うまみ」を兼ねそろえた唯一無二の食材

の味を体験してみてはいかがでしょうか?

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