特にギター初心者の方や、演奏歴が短い方などが曲を覚える際、楽譜(スコア)やタブ譜などを見て練習する方は非常に多いと思います。
しかし正直なところ、楽譜(スコア)やタブ譜は特に複雑なフレーズになると合っていない場合も少なくありません。
そんな時などに、できると役に立つのが「耳コピ」ですが、初心者や演奏歴が短い方になると「耳コピ」ってどうやったら良いか分からない、という方も少なくないと思います。
実際に私の周りでも、「耳コピ」ができる人ってそれほど多くなかったようにも思います。
そこで今回は、ギター初心者の方や演奏歴が短い方向けに、私なりの「耳コピ」のコツについてまとめてみました。
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耳コピのメリット・デメリット
耳コピのコツに入る前に、まずは耳コピのメリットやデメリットはどこにあるかについてまとめてみました。
耳コピのメリット
まず耳コピのメリットについては下記のようなものが挙げられるかと思います。
・楽譜(スコア)代がかからない
・弾きたい曲がすぐ弾けるようになる
・音感が良くなる
・できると格好良い(周囲のレベルによってはできる奴だと思われる)
耳コピできるととにかく楽譜(スコア)代がかからないですし、耳は良くなりますし、周囲のレベルによってはワンランク上の奴として崇められます(笑)
耳コピのデメリット
次に耳コピのデメリットについては下記のようなものが挙げられるかと思います。
・間違えてコピーする場合もある
・こきつかわれる場合もある
「間違えてコピーする場合がある」については、正直なところ、その間違いが後々オリジナリティーに繋がる場合もあります。
また、そもそも楽譜(スコア)やタブ譜を使ったとしても、それが間違っている場合も少なくはないので、あからさまに音が外れているとか以外の間違いはそれほど気にする必要はないようにも思われます。
間違いよりも、自分の耳を使った、という事の方に意味があります。
また「こきつかわれる場合もある」についてですが、耳コピができると周囲のレベルによっては「これをタブ譜にしてほしい!」などという要望が殺到する事があります。
ちょっとくらいならまあ良いのですが、自分で努力をしようともせずに要望ばかりされ続けると、さすがにちょっとイラっとくる場合もあります(苦笑)
(体験談です・・・)
耳コピのコツ(初心者向け)
次に耳コピのコツについてです。
いざ耳コピと言われても、何のアテもなく音を探すのは中々に大変な作業です。
それに、ごく稀に「絶対音感」を持っている方もいますが、ほとんどの人は「絶対音感」なんか持っていません。
しかし「耳コピ」をするのには必ずしも「絶対音感」は必要ではなく、ある程度の知識を付けて、さらに経験を積み重ねる事で、かなりの能力を身に着ける事も十分可能です。
そこでここからは、ギター初心者の方や、演奏歴が短い方向けに、私なりの耳コピのコツについてまとめてみました。
ダイアトニックコードと音階(スケール)を理解して、対象となる音を絞る
まず耳コピをする上で意識すると非常に楽になるのが、耳コピする曲を決めた時点で、その曲のキーとなるコードを把握し、キーを元にどんなコードや音階(スケール)が使われているかを絞ってから耳コピに臨むことです。
例えばキーが「C」の曲のダイアトニックコード(ざっくり言うと、曲を構成する上で基本となるコード)は、
C、Dm、Em、F、G、Am、Bm(♭5)
で、
キーが「C」の曲で使われる基本的な音階(スケール)は、
C、D、E、F、G、A、B(ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド)
の「Cメジャースケール」です。
「ドレミ~」というと有名なのは「ドレミの歌」ですが、あの歌をイメージすると少し理解しやすいかもしれません。
あとは、
「起立!礼!着席!」
でよく使うコードは、
「C、G、C」
ですが、
「C」(「トニックコード」とも言います)のコードから数えて5番目のコードである「G」は「ドミナントコード」といい、ざっくり言うとトニックコードである「C」に戻りたくなるコードです。
「起立!」が「C」で、「礼!」が「G」ですが、この「G」の間に内心では「早く座らせろよ・・・」と思っているようなイメージですかね(笑)
で、再び「C」で着席して落ち着く、ようなイメージです。
ちなみに4番目のコードである「F」は「サブドミナントコード」といい、ざっくり言うとドミナントコードである「G」に行きたくなるコードです。
このあたりも理解しておくと、ある程度曲の構成がつかみやすいかもしれません。
もちろん曲によってはこの他にも色々なコードや音階(スケール)を組み合わせたり、転調したりなどという事も多々あるのですが、応用を効かせるにもまずは基本をしっかり押さえる事が重要です。
また少々余談にはなりますが、「Cメジャースケール」を「A」の音から始めると、
ダイアトニックコードは、
Am、Bm(♭5)、C、Dm、Em、F、G、
で、
音階(スケール)は、
A、B、C、D、E、F、G(ラ、シ、ド、レ、ミ、ファ、ソ)
の「Aマイナースケール」になります。
「A」から始めるとちょっと物悲しい雰囲気がでます。
ちなみにコードやスケールについてはこういった本などで確認するとメモも取りやすいですし、分かりやすいです。
早弾きソロなどはテンポを落として聴くのもあり
特にエレキギターなどでは「速弾き」に憧れる方も多いと思いますが、速くてもシンプルなフレーズならまだしも、速くてしかも複雑なフレーズになってくると、全ての音を聴き取るのは中々にやっかいです。
ギタリストによってはけっこうラフというか、ワイルドに荒々しく弾き倒す方もいて、そういった曲のコピーはことさらやっかいです(笑)
そんな時は、曲の再生速度を遅くできるプレイヤーなどを使い、テンポを落としてから聴き取るのも一つの方法です。
あとはコピーしたいフレーズの場所で使われているコードの構成音を意識しつつ耳コピすると、やりやすいかもしれません。
(コピー対象の曲が下手な場合は必ずしもその限りではありません・・・苦笑)
まとめ
今回は、ギター初心者の方や演奏歴が短い方向けに、私なりの「耳コピ」のコツについてご紹介してきました。
「耳コピ」はやはり、ある程度の根気はどうしても必要になってきますが、やり続けて経験を積めばある程度は必ずできるようになりますし、弾きたい曲をパッと弾けるようになるのは楽しいですし、格好良いです!
楽譜やスコア、タブ譜に頼っているみなさんも、これを機会に「耳コピ」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?