なぜ災害時にラジオが必要なのか?その理由と防災対策におすすめのラジオ

みなさんは災害が発生した時のための、情報収集用ラジオを用意をしていますか?

テレビ、携帯電話、パソコンがあれば十分と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、災害時には、

・大規模停電(ブラックアウト)

・計画停電

・携帯電話の電波・通信網の麻痺

などが発生する可能性があり、必ずこれらの機器を利用することのできる状況にあるとは限りません。

また、携帯電話のバッテリーに関しても、緊急連絡の必要性が出た場合などのために、災害時はいたずらにバッテリーを消耗しないのが賢明です。

そうなってくると、やはり情報収集の選択肢は多い方が良く、災害時のラジオの重要性は必然的に高まってきます。

そこで今回は、災害時に便利かつ重要な、ラジオについてまとめてみました。

なぜ災害時にラジオが必要なのか?

災害時のためのラジオについてですが、一応、私も用意しています。

しかし幸いにしてまだ出番はなく、基本的に引き出しに保管した状態です。

それにしても、なぜ近年、災害時のラジオが注目されているのでしょうか?

災害時における、通信網の混乱への対応力の高さ

それは、

通信網が混乱しても、無線でどこでも受信できる

という対応力の高さにあるようです。

また最近では「手回しラジオ」などの、よりどんな状況にも対応できるラジオも販売されています。

「停電してテレビが観られない」「携帯が通じない」「インターネットも使えない」……。
そんな時に役立つのが「ラジオ」です。通信網が混乱しても、無線でどこでも受信できるラジオは、とくに災害時に力を発揮するメディアとしてあらためて注目されています。

引用:日本気象協会ホームページ

災害時に情報が入らない状況の危険性とは?

ちなみに以前の記事で、大規模停電(ブラックアウト)を乗り切った一例をご紹介しました。

以前、災害への対策や心構えの例として、目の前の津波から生き延びた父の例や、2018年9月6日に発生した、北海道を震源とし、震度7を記...

この時についてですが、実は電気も電波も使えなかったためにあまりにも情報源が少なく、

あろうことか、

例の原発事故の発生や、放射能の拡散の詳細などといった、大変危険な情報を何となくしか把握していなかった

ようです。

これには私もかなり驚きましたが、情報が入らないというのは非常に恐ろしいことです・・・

そして2018年9月6日午前3時8分に発生し、震度7を観測した北海道胆振東部地震においてもやはり災害時のラジオの重要性を再認識する声が上がりました。

先ほどご紹介した

・放射能

の情報という例は少々極端だったかもしれませんが、それだけでなく、

・電気やガソリンなどの「ライフライン」

・各種店舗やトイレのリアルタイム情報

など、テレビやスマホが使えない状況における、防災ラジオの必要性や役割は、正に

生命線

とまで言っても過言ではないように思われます。

上智大学文学部新聞学科教授でジャーナリストの水島宏明さんは、たまたま札幌の実家に滞在しており、睡眠中に大きな揺れを感じた。スマホから緊急地震速報が鳴り、テレビをつけるとNHKが緊急速報を放送していた。しかし次の瞬間、ブツッという音とともにすべての明かりが消えた。地震による停電だった。

水島さんは、手動で発電する災害用ラジオを探し出し、暗がりのなかで地元のSTVラジオに周波数を合わせた。すぐに被害状況を伝えるアナウンサーの声が聞こえた。

「テレビはつかず、スマホも途中から基地局がダウンして使えなくなるなか、ラジオからの情報は重宝しました。とりわけ『〇〇でスマホの充電ができます』『〇〇というガソリンスタンドで〇〇が手に入ります』といったライフラインに関する情報が役立った。リポーターが車に乗って街の様子を生放送で伝えたり、リスナーが『〇〇のドラッグストアで100人の列ができている』『大通公園のトイレが閉鎖になった』などとリアルタイムの情報を伝えてくれたんです」(水島さん)

引用:NEWSポストセブン「停電中でも役に立つ 災害時の生命線となるラジオの役割」より

災害時に求められるラジオの機能とは?

次に、災害時に求められるラジオ機能にはどういったものがあるのでしょうか?

最低限必要なのは、電気を確保できない状況に対応できる「手回し充電」機能

近年では大規模災害の多発などといった状況に合わせ、多彩な機能を持ったラジオが数多く存在します。

その中でも災害時に求められる最低限のラジオ機能としては、

電気が使用できなくても使用できる「手回し充電」

が挙げられます。

「手回し充電」機能がある事で、大規模停電(ブラックアウト)や計画停電など、電気に不自由する状況においても、ラジオを使った情報収集が非常にしやすくなります。

近年、各地で地震が頻発している。いざというときのために、日頃からの備えが重要だ。防災グッズの“定番”のなかでも、最近進化したのが「手回し充電ラジオ」。昨年末から今年にかけて新たに「ワイドFM」に対応したモデルが各社から相次いで発売された。

引用:NIKKEI STYLE『スマホも充電 災害に備える「手回し充電ラジオ」 』より

音がクリアで電波障害に強い、「ワイドFM(FM補完放送)」機能も重要

もう一つ、

FMの周波数を使ってAMラジオを放送できる「ワイドFM(FM補完放送)」

の機能も重要です。

先ほども触れましたように、大規模災害時には電波や通信網が不安定になる場合も少なくありません。

しかし「ワイドFM(FM補完放送)」の機能があるラジオは、音がクリアで電波障害に強く、災害などの緊急時でも情報を取得しやすいとされています。

ワイドFM(FM補完放送)とは、FMの周波数を使ってAMラジオを放送すること。音がクリアで電波障害に強いため、災害などの緊急時でも情報を取得しやすいという。

引用:NIKKEI STYLE『スマホも充電 災害に備える「手回し充電ラジオ」 』より

災害時におすすめのラジオ

停電

近年は、災害が発生した際の情報収集用のラジオとして、多彩な種類のラジオが用意されています。

ここからは、災害時に求められる最低限のラジオ機能である、

電気が使用できなくても使用できる「手回し充電」

FMの周波数を使ってAMラジオを放送できる「ワイドFM(FM補完放送)」

を備えたラジオをご紹介していきます。

SONY「ICF-B99」

SONYのポータブルラジオ 「ICF-B99」は、

・FM/AMラジオ受信対応

・ワイドFM(FM補完放送)対応

・iPhoneなどのスマートフォン、携帯電話を充電可能

・LEDスポットライトを装備

・乾電池がなくてもラジオやライトを使える手回し充電対応

・USB AC充電、太陽光充電にも対応

・乾電池利用可能

・イヤホン/ヘッドホンで利用可能

といった、非常に多彩な機能を備えたポータブルラジオです。

また、この「ICF-B99」は、

先ほどご紹介した記事の中でも特に高い評価

を受けている、災害時の対応力が非常に高いポータブルラジオです。

結論

状況に合わせて充電方式を選択 防災グッズとして穴のないソニー

手回しでの発電効率が良く、さらに太陽光やAC電源からの充電にも対応。また、利用できる乾電池が最も入手しやすい単3形なのもポイントだ。ラジオのチューニングがアナログ式なのは気になる点だが、さまざまな方法で充電できるのは大きく評価できる。

引用:NIKKEI STYLE『スマホも充電 災害に備える「手回し充電ラジオ」 』より

Panasonic「RF-TJ20-W」

Panasonicのポータブルラジオ「RF-TJ20-W」は、

・手回し充電対応

・LEDライト使用可能

・スマホや携帯電話の充電可能

・ワイドFM(FM補完放送)対応

・サイレン機能搭載

などといった機能を備えたポータブルラジオです。

TOSHIBA「TY-JKR5(W)」

TOSHIBA「TY-JKR5(W)」は、

・手回し充電対応

・ワイドFM(FM補完放送)対応

・防水・防塵仕様(JIS IP54等級相当)

・白色LEDライト付

・スマホや携帯電話の充電に対応

などといった機能を備えたポータブルラジオです。

まとめ

電池

今回は、災害時の情報収集になぜラジオが必要なのかや、災害時でも対応力が高いラジオをご紹介してきました。

災害が発生した際、情報が入らないというのは非常に大きな問題です。

危険な情報だけでなく、支援物資などの有益な情報すら逃してしまう可能性もあります。

もし災害が発生した時のためのラジオをまだ用意していないという方がいましたら、災害に遭遇する前に用意しておくべきではないでしょうか?

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