みなさんは、
「陰陽道」や「陰陽師」
というものをご存知でしょうか?
以前の記事でも触れた事がありますが、私は目に見えないものや、目に見えない力、存在が不確かなものを、
信じている、という以前にとても大好きです(笑)

そして、もちろん陰陽道や陰陽師もその中のひとつに入ります。
今回は、陰陽道や陰陽師などに関する話題です。
陰陽道、陰陽師とは?
陰陽道や陰陽師の事を全く知らずにその力にすがろうと言うのも少々虫の良すぎる話です。
そこでまずは、陰陽道や陰陽師とはどういった存在なのか、少々振り返ってみたいと思います。
陰陽道とは?
まず、
「陰陽道」とは何か
という点についてですが、できるだけ簡潔にまとめますと、
・奈良時代に、「陰陽寮(おんようりょう)」という役所があった
・「陰陽寮」は、陰陽、天文、暦、漏刻(時刻)が職域で、このうちの中国の陰陽説を元にした占いなどを行うものが、「陰陽」だった
・「陰陽」は、国家に起こった不幸の原因が何であるかを占い、その結果を知らせるもの
といったものであるようです。
陰陽寮
奈良時代に確立したといわれる律令制のおいて、中務省の下に陰陽寮(おんようりょう)という役所が作られます。これの読みは「おんみょう」ではなく「おんよう」が正しいようです。
この陰陽寮は、陰陽、天文、暦、漏刻(時刻)が職域でした。いずれも中国から伝わってきた思想、技術を元にしています。
このうちの陰陽とは中国の陰陽説を元にした占いなどを行うものです。
例えば、国家に起こった不幸の原因が何であるかを占い、その結果を知らせました。天文は月星の順行をみて異変があれば知らせます。暦は暦の作成を行います。漏刻とは水時計のことで、時計の管理を行いました。
引用:出雲大社紫野教会「神道と陰陽道」より
陰陽道の神様とは?
陰陽道は一神教ではなく、たくさんの神様がいらっしゃるそうです。
そのたくさんの神様を全て紹介すると非常に長くなってしまうため、出雲大社紫野教会「神道と陰陽道」で紹介されている代表的な神様について触れさせていただきますと、
・死後の世界をつかさどる冥府の神『泰山府君(たいざんふくん)』
・後にスサノオ尊と習合した疫病鎮めの神『牛頭天王(ごずてんのう)』
・方位の神、福の神『歳徳神(としとくじん)』
・最強の凶神『金神(こんじん)』
などの神々がいらっしゃるようです。
「最強の凶神」というととても怖くありますが、神道にも、
神の荒々しい側面である「荒魂(あらたま、あらみたま)」
神の優しく平和的な側面である「和魂(にきたま(にぎたま)、にきみたま(にぎみたま))」
という概念があるように、神様というのはただただ優しいばかりの存在ではない、という事なのかもしれません。
荒魂は神の荒々しい側面、荒ぶる魂である。勇猛果断、義侠強忍等に関する妙用とされる一方、崇神天皇の御代には大物主神の荒魂が災いを引き起こし、疫病によって多数の死者を出している。
これに対し和魂は神の優しく平和的な側面であり、仁愛、謙遜等の妙用とされている。
荒魂と和魂は、同一の神であっても別の神に見えるほどの強い個性の表れであり、実際別の神名が与えられたり、皇大神宮の正宮と荒祭宮、豊受大神宮の多賀宮といったように、別に祀られていたりすることもある。
引用:ウィキペディア
陰陽師とは?
次に、
陰陽師とは何か
という点についてですが、できるだけ簡潔にまとめますと、
・もともと「陰陽師」は、「陰陽寮」の陰陽道部門に属する人間の呼称
・陰陽道に属する陰陽師が行った卜占や祓い・祈祷などを次第に陰陽寮内の他の三道(天文、暦、漏刻)の人間たちも行うようになり、陰陽寮内で卜占と祓いの技術を行使する人間すべてを「陰陽師」と呼ぶようになった
・明治時代に入って陰陽師制度は政府によって廃止され、事実上、陰陽師はこの世から消滅した
といったものであるようです。
陰陽師誕生
平安時代に入ると宮廷を中心に穢れを忌避する意識が急速に広がり始め、祭祀や祓い活動をした神祇官の卜部も本来の仕事である道饗祭や疫神祭などの疫鬼を防ぐという穢れをともなう祭りや祓いを次第に避けるようになっていった。
(中略)
だが、この陰陽道に属する陰陽師が行った卜占や祓い・祈祷などの技術を次第に陰陽寮内の他の三道の人間たちも行うようになり、いつの間にか、陰陽寮内で卜占と祓いの技術を行使する人間すべてを指して「陰陽師」と呼ぶようになり、ここに「陰陽寮に属して陰陽道の技術を行使する者、占いと祓いを行う国家公務員占い師=陰陽師」という図式が成立した(なお、明治時代に入って陰陽師制度は政府によって廃止され、事実上、陰陽師はこの世から消滅した)。
引用:高橋圭也 公式サイト
陰陽師と言えば、映画「陰陽師」でも話題になった「安倍晴明」が有名
陰陽師といえば、一時期映画「陰陽師」などでも話題になった
「安倍晴明(あべのせいめい)」
が特に有名です。
陰陽道でもっとも有名なのが安倍晴明です。最近、小説、漫画などによって、一般の人にも一気に有名になりましたが、晴明は平安時代中期の実在の人物です。陰陽寮の官人として勤め、天皇や貴族に対して、易を用いた占い、除福消災の祭りやまじないを行い、日の吉凶や方位の吉凶を判断しました。
これらは晴明だけでなく陰陽寮の官人が行ってきたことです。
引用:出雲大社紫野教会「神道と陰陽道」より
映画「陰陽師」を監修した陰陽道家「高橋圭也(たかはしけいや)」とは?
そして、映画「陰陽師」を監修した事ことでも知られる
高橋圭也(たかはしけいや)※敬称略
という陰陽道家がいらっしゃる事をご存知でしょうか?
ここからは、「高橋圭也」氏がご祈祷した、恋愛運や対人運に効果が期待できる、心眼成就ブレスレットをご紹介します。
★★陰陽道家・高橋圭也とは★★
10代の頃より真言密教・修験道・神道などを修行する。八字推命学と奇門遁甲などを師事した後、陰陽道・天社神道を連綿と伝え続けてきた家筋の流儀を承け継ぐ。明階神職資格取得。
陰陽道研究の第一人者であり、映画「陰陽師」、大河ドラマ「義経」、「怪談百物語」、「よろず占い処 陰陽屋へようこそ」などで俳優やタレントの役作りのため、陰陽道指導や呪術指導を行っている。
高橋圭也(たかはしけいや)
昭和34年、栃木県生まれ。陰陽道研究家。天上聖母媽祖命運道術研究家。
十代の頃より日本の古武術・中国武術及び軍事兵法学や日本伝八門遁甲などの兵法占術、真言密教・修験道・神道などを修行。そして二十代の時に中国人のH氏に知遇を得て八字推命学と奇門遁甲などを師事した後、六壬や風水その他の中国式占術各種を研究。その後戦国・江戸時代の軍師軍配兵法や天社神道(陰陽道)を明治時代の陰陽師制度廃止以後も伝え続けてきたある家筋の流儀を学ぶ(現在、同流儀を離脱し、 まったくフリーな立場で活動)。
他に、東洋占術全般、陰陽道系式占術、香港系の各派の風水学、天上聖母算命学、東洋・西洋の各占星術など多数の占術を広く研究する。また「甲州武田流八門遁甲(含・軍配・日取り術)」受講コース(講義終了)、天上聖母媽祖命運道術や各種占術を開講中。
専門は、陰陽道や中国・日本伝兵法学、軍師陰陽道・軍配兵法学など。
学歴・東洋大学中国哲学科中退、國學院大學文学部神道学科卒業。明階神職資格取得。引用:高橋圭也 公式サイト
陰陽道家「高橋圭也」監修・ご祈祷 心眼成就ブレスレット『恋愛&対人運』ローズクォーツパワーストーン
である、「ローズクォーツパワーストーン」は、
陰陽道家・高橋圭也が監修し、ご祈祷した心眼成就ブレスレット
で、
片想い、結婚、不倫愛、復縁、出逢い、縁結びまで、「本当に恋が叶った!」と多くの女性から感謝の声が届いている
ブレスレットであるそうです。
個人的な印象としては、アクセサリーとしても非常に優れたデザインであり、普段から何の違和感もなく装着できる点もポイントが高いように思います。


最後に ~絶対に人を呪ったり、恨んだりしてはならない!~
先ほどは
をご紹介しましたが、特に片思いや、うまくいかない恋などをしている場合、
あいつさえいなければ!
お前のせいで!あいつのせいで!
などといった負の感情が出てしまう事も多いと思います。
さらには、
どうせ自分なんて・・・
と、負の感情が自分へ向いてしまう事もあるかもしれません。
そしてこれは、おそらく多くの人に経験がある事と思います。
(もちろん、私もです・・・)
人を呪えば最後は必ず自分に返ってくる
しかし、以前の記事でもご紹介した私の祖母の言葉に、
人を恨んだり呪ったりしてはならない
人を呪えば最後は必ず自分に返ってくる
という、いわゆる「人を呪わば穴二つ」があります。

『呪詛(じゅそ)』とは?
以前の記事は少しライトな雰囲気にしたかったので、
人を恨んだり呪ったりしてはならない
人を呪えば最後は必ず自分に返ってくる
という言葉の本当の意味についてはあまり深く踏み込みませんでしたが、今回もう少しだけ付け加えると、これはいわゆる
『呪詛(じゅそ)』
の事に他なりません。
下記の記事にもあるような、本当の意味での「呪詛」です。
呪い(のろい)とは、人または霊が、物理的手段によらず精神的あるいは霊的な手段で、悪意をもって他の人や社会全般に対し災厄や不幸をもたらせしめようとする行為をいう。
特に人が人を呪い殺すために行うものは、古来日本では呪詛(じゅそ/ずそ/しゅそ)、あるいは調伏(ちょうぶく/じょうぶく)と言われることもあった。
引用:ウィキペディア
陰陽道の呪術的な要素
そして先ほどご紹介した
のサイト内にも、
陰陽道の呪術的な要素
という点に触れられています。
この呪術的な要素が、万が一にも悪い方向へ向かってしまうのは決して望ましい事ではありません。
陰陽道の考え方では、女と男は陰と陽の関係にあります。
また古代中国の風水の考えを基本として発展した技術ですから、
運命の相手がいる方位へ導くこともできます。さらに相手にライバルやパートナーがいる場合には
陰陽道の呪術的な要素で恋を強引に導く必要もあるでしょう。決して甘く穏やかなだけではない
大人の恋愛を叶えるためには
陰と陽を兼ね備えた陰陽道の力が必要なのです。
他人の不幸を願ってはダメ!
もし、
を身につけ、恋を強引に導きたい場合があったとしても、「あいつさえいなければ!」などといった、
恋敵の不幸を願うような願掛けは決して行ってはならない
ように思います。
「人を呪わば穴二つ」の言葉を考えれば、その願い(呪い)はいつかかならず自分にも返ってきます。
(正直、私にも身に覚えがあります・・・)
それに目に見えない力などを好きな方は、その手の類の書籍などで「呪詛」や「呪詛返し」などという言葉を目にした事のある方も少なくないかと思いますが、その結末に幸せなものはほぼ無いように思います。
のサイト内にもやはり、
あなたの「好き」の感情を陽の力として、コンプレックスやネガティブな感情(陰の気)を瞬く間に消しさってくれます
との一文がありますが、やはりネガティブな感情というのは無ければ無いほど状況は好転しやすいように思います。
スポーツ選手なども使う、引き寄せの法則『アファメーション』とは?
それでは、できるだけポジティブに願掛けをするにはどのようにすればよいのでしょうか?
みなさんは、近年注目されている
「アファメーション」
というものをご存知でしょうか?
この「アファメーション」は、何も恋愛に限って使われる話ではなく、
スポーツ選手なども使っている方法
です。
「アファメーション」について簡潔にご紹介すると、
感謝の言葉を忘れずに、
過去形ではなく現在進行形で、
肯定的で前向きな言葉を宣言し続けて、
それを心から信じて潜在意識に思い込ませる
です。
この「アファメーション」には、他人の不幸を願うネガティブな願掛けではなく、ポジティブに願いを叶えるヒントが隠されているように思います。
一流企業で活躍する会社員や弁護士、スポーツ選手など、人との競争の多い職種の人はアファメーションを常に意識していると言われています。
「アファメーション」とは自分自身に対する肯定的な宣言のことです。
例えば「私はできる!私はやれる!」と唱える行為…これをアファメーションと呼びます。スポーツ選手が試合の合間にチームメイトや監督と励まし合う言葉も、アファメーションをしていると言えますね。
(中略)
引き寄せの法則とは、願いが叶うようにアファメーションで肯定的な言葉を宣言し続けること!ただこれだけです。簡単ですよね。
前向きな言葉で、過去形はNGです。感謝の言葉を忘れずに、宣言を心から信じて潜在意識に思い込ませるのがコツです。
引用:Grapps「引き寄せの法則って知ってる?「アファメーション」の具体的な方法」より
感謝の気持ちを忘れずに!
あと、よく神社などで神様にお願い事をする場合にありがちなのは、
感謝しない
名乗らない
です(笑)
名前も名乗らず、感謝の気持ちもなく、一方的にずけずけとお願い事をするだけの人よりは、
自分の住所や名前をしっかり名乗って、まず日頃の感謝を捧げる人のお願いを、神様だって優先するに決まっています!
最後になりましたが、いまさらですが私は偉そうな事を言えるような存在ではないのですが(笑)、
皆様の幸せを心よりお祈りしております!

