宮内庁御用達(皇室御用達)とは?皇室ご愛用の品など、ブランド・逸品6選

2019年5月の日本は、皇位継承の儀式も滞りなく執り行われ、無事に「令和」の御代を迎える事ができました。

平成の御代の始まりは、昭和天皇の崩御という出来事がありましたので、どうしても自粛ムードが漂い、暗めの雰囲気からの始まりであったように記憶しています。

対して、令和の御代は上皇陛下の退位(譲位)という出来事から始まった事もあり、4月30日まではどうしても寂しさの感情も出てきてしまっていた方も少なくないかと思いますが、いざ5月1日の改元の日を迎えてみると、日本全体としてお祝いムードが非常に強く、明るい雰囲気で新たな令和の御代を迎えられているように感じられます。

上皇陛下が退位(譲位}された理由には、もちろんご自身の体調面などもあったかと思われますが、今にして思うと、お優しい上皇陛下が、改元が国民生活に与える影響なども考えに考え抜いた結果なのではないかと感じずにはいられません。

さて、そういったお祝いムードで始まった令和の御代、2019年の日本ですが、当然「皇室」という存在が様々な形で紹介されています。

そしてその中の一つに、「宮内庁御用達(皇室御用達)の品」というものがあります。

今回は、

宮内庁御用達(皇室御用達)の品

皇室の方々がご愛用されている品(ブランド)

などに関する話題です。

※本ページはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク
スポンサーリンク

宮内庁御用達(皇室御用達)とは?

まず、

宮内庁御用達(皇室御用達)の品

というものはどういったものを指すのでしょうか?

「宮内庁御用達」は、現代では単に「宮内庁が購入している」もの

下記の記事によると、

大日本帝国憲法下においては「宮内庁御用達」には厳しい審査があったが、昭和29年に廃止

され

日本国憲法下における「宮内庁御用達」は、単に「宮内庁が購入している」という事実関係を示している

という内容が紹介されています。

大日本帝国下の「宮内庁御用達」とか本当に厳しそうですね・・・

正直あまり想像したくないです・・・(苦笑)

「宮内省御用達」は大日本帝国憲法下において正式に許可されたものが名乗れる制度としてその選定には厳しい審査があった。明治24年に当時の宮内省が事業者を選定・審査し、皇室への納入を許可したもので、許可業者には「宮内省御用達」の商標と皇居への通行証が与えられた(昭和29年廃止)。

日本国憲法下においては宮内府時代を経て宮内庁ではそのような物品等購入の選定が認可制でなくなり、いわゆる「宮内庁御用達」の呼称は単に「宮内庁が購入している」という事実関係を示すものとなった。

引用:ウィキペディア

宮内庁御用達(皇室御用達)、皇室ご愛用の品は?

ここからは、

宮内庁御用達(皇室御用達)の品

皇室の方々がご愛用されている品

に関して個人的にピンときたものを中心にご紹介させていただきたいと思います。

奈良県桜井市の特産品「三輪そうめん」

こちらは、この品そのものではないかと思いますが、私も食べた事のある

三輪そうめん

です。

こちらの「三輪そうめん」は以前、奈良県桜井市に鎮座する由緒正しき神社「大神神社(おおみわじんじゃ)」に参拝させていただき、信仰の山としても名高い「三輪山」に登拝させていただいた帰りに食べた事のあるそうめんです。

「三輪そうめん」は奈良県桜井市の特産品で、三輪地方はそうめん発祥の地とも言われているそうですが、「大神神社」の周辺にも「三輪そうめん」のお店がいくつかあったように記憶しています。

三輪素麺(みわそうめん)は、奈良県桜井市を中心とした三輪地方で生産されている素麺(そうめん)で、特産品となっている。三輪地方はそうめん発祥の地とも言われる。

引用:ウィキペディア

「三輪山」といいますと古くから大変厳格なお山でして、現在でもカメラ撮影禁止、水分補給以外の飲食は禁止、「お参り」以外の行為は禁止とされている山です。

ご神体の三輪山は古来より聖域とされ、"禁足の山"として入山が厳しく制限されてきた。今では登拝が解禁されたが、大神神社の案内を見ると、わざわざ﹁敬虔な心で入山していただきます﹂と記されているではないか。登拝には申請が必要で、撮影禁止などの厳格なルールが敷かれている。

引用:神に呼ばれし者だけが登拝できる聖域〜大神神社(奈良県桜井市)

私もできるだけ失礼の無いよう、座っての休憩なし、熱中症を回避する程度以上の水分補給はなし、で登拝させていただいたのですが、まだ暑い時期だった事もありさすがに少々疲れました・・・

そんな下山後すぐに「大神神社」周辺で食べた昼食が、

三輪そうめん

です。

もう「ツルッツル」で本当に美味しかったです!

語彙が少なくて申し訳ないですが(笑)、状況も相まってか、人生で食べたそうめんの中では間違いなく一番美味しかったです!

といいますか、そうめんを食べてあんなに美味しいと思ったのは、後にも先にもあの日だけかもしれません。

本当に、身体に染み渡るような美味しさでした。

洋菓子屋「コロンバン」

上皇陛下の高校時代のエピソードとして大変有名なものに「銀ブラ事件」があります。

高校生時代のエピソードとして、「銀ブラ事件」が有名である。

学習院高等科3年の試験が終わった日、学友の橋本明、千家崇彦と3人で周りの人間を出し抜き、銀座の町をぶらついた。

高級喫茶店「花馬車」で橋本の交際関係であった女性と合流し、皆で所持金を出し合い、一杯99円のコーヒーを飲み、洋菓子屋「コロンバン」でアップルパイと紅茶を楽しんだが、ほどなく発見される。

連れ出した学友は、警察と皇室関係者に厳しく叱責されたという。

引用:ウィキペディア

このエピソード内に出てくる洋菓子屋「コロンバン」も宮内庁御用達であるようです。

アップルパイや紅茶も自由に楽しめないというのも、何だか色々と考えさせられてしまいますね・・・

宮内庁御用達の高級ビニール傘「竹跳~たけとび~」

宮内庁御用達の高級ビニール傘というのもあるようです。

こちら、遠目に見ると分かりにくいですが、ハンドル部分など、細かいところを見れば見るほど細部まで職人の手によって丁寧に作りこまれており、正に「巷の透明傘を凌駕する品格」を備えたビニール傘です。

残念ながら、傘をすぐ壊したり無くしたりする私は絶対に買ってはならない逸品です・・・(苦笑)

もちろん、こちらの傘はそう簡単に壊れそうもないですが!

宮内庁御用達の漆器「山田平安堂」の食器

もちろん、食器にも宮内庁御用達の品があるようです。

ここで少々話が脱線してしまいますが、食器といえば以前、英国のエリザベス女王のバナナの食べ方を始め、ロイヤルファミリーの食事が話題になった事もありました。

なかでも、特に変わっているのがエリザベス女王。大好物はダークチョコレートで、苦手な食べ物はにんにく。毎回ゴージャスな食器で食べているイメージだが、スコットランドのバルモラル城では、黄色いタッパーに入ったフルーツをそのまま食べているのだとか。

そしてとりわけ印象的なのが、バナナの食べ方。バナナといえば、片手で持ちながら皮をむいて食べるのが一般的で、正直、それ以外の食べ方なんてあるの? と思ってしまうが、女王の場合は違うらしい。

引用:ELLE「エリザベス女王がフォークとナイフでバナナを食べる意外な理由とは」より

英国の王室といえばいわゆる「ロイヤルファミリー」という事で、日本の皇室と合わせて紹介される事もあります。

しかしまだ戦後まもなく、上皇陛下が皇太子だった頃、英国のエリザベス2世女王戴冠式に参列された際には、第二次世界大戦で敵対国であった日本の皇太子に対し、女王との対面まで長時間待たされ、握手は交わしても視線は交わさなかった、という出来事もあったそうです。

1953年(昭和28年)6月2日のイギリスのエリザベス2世女王戴冠式への参列のために同年3月30日から同年10月12日まで外遊。

イギリスでは、第二次世界大戦で敵対国であった記憶は未だ褪せておらず、戴冠式において13番目の席次(前列中央の座席で、隣席はネパール王子)を与えられたが、女王との対面まで長時間待たされた。また女王は、握手は交わしたが視線は交わさなかった。

引用:ウィキペディア

それから数十年、上皇陛下の退位と新天皇陛下の即位に際し、エリザベス女王が個人的なメッセージを送って下さるまでに関係が改善されました。

上皇陛下と新天皇陛下のお人柄や活動無くして、現代の日本の外交は語れないのではないかと感じる出来事です。

 イギリス王室は、エリザベス女王が退位された上皇さまと即位された新天皇陛下に個人的なメッセージを送ったことを明らかにしました。内容は明らかにされていません。

上皇さまは皇太子時代の1953年、エリザベス女王の戴冠式出席のためにイギリスを訪問されて以来、イギリス王室と親交があり、エリザベス女王は2012年、自身の即位60年の記念昼食会にも上皇ご夫妻を招いています。

また、新天皇陛下は1983年から85年、イギリスのオックスフォード大学に留学、その後もイギリス王室と交流を深められてきました。

皇室御用達のバッグ・財布「傳濱野」

皇室と言えばファッションなどが度々話題になる事もありますが、皇室御用達のバッグや財布といえば、「傳濱野」かと思われます。

もちろん品物にもよりますが、めちゃくちゃ高価なのかと思いきや、意外とそこまでではない印象で、それでいて上質で品がありながらも、地味過ぎず、華美過ぎずに嫌みが無いですし、さすがに皇室御用達なだけの事はあるな~、というのが率直な印象です。

日本で作る本革バッグ・小物「NAGATANI(ナガタニ)」

こちらはあまり大きく宣伝してはいないようですが、皇室別注品や国賓別注品の本革バッグや小物を手がけるブランドに、

本格派レザーブランド「NAGATANI」

があります。

創業当時から欧州の一流タンナーや素材メーカーとの信頼関係を大切にし、日本の熟練職人の育成と本物のハンドバッグ作りの経験を背景にして、高級ハンドバッグのOEM(受託製造)を担っています。

その技術とクオリティを認められ、皇室別注品や国賓別注品も賜らせていただいております。

引用:「NAGATANI」ホームページ

全体的な印象としては、先ほどご紹介した「傳濱野」さんよりさらに落ち着いている印象を受けます。

 

 

まとめ

今回は、

宮内庁御用達(皇室御用達)の品

皇室の方々がご愛用されている品(ブランド)

などに関する話題をご紹介してきました。

個人的にはまたいずれ「大神神社」にご参拝、「三輪山」に登拝して、

三輪そうめん

を食べたいのですが、その話をすると「大神神社」の話が長くなってしまいます(苦笑)

しかし、今回ご紹介した品々だけを見ても、決してものすごく高価という訳ではないように思いますが、やはりいずれも気品がある品々ばかりですね・・・

もし、今回ご紹介した中で興味を引かれる品がありましたら、ぜひ日常生活に取り入れて「ロイヤルファミリー」の気分だけでも体験されてみてはいかがでしょうか?

 

タイトルとURLをコピーしました