新型出生前診断(NIPT)のメリットや問題点は?検査可能なクリニックは?

近年、検査を受ける方が急速に増加し、様々な面で注目されているものに、

新型出生前診断(NIPT)

があります。

今回は、様々な議論が巻き起こりつつある、

新型出生前診断(NIPT)

に関する話題です。

新型出生前診断(NIPT)とは?

まず、新型出生前診断(NIPT)について簡単に振り返っておきたいと思います。

妊婦の血液で、お腹の中にいる赤ちゃんの病気の有無を調べる診断

下記の記事によると、

お腹の中にいる赤ちゃんの病気の有無を調べるのが出生前診断

であり、さらに、

妊婦の血液で検査するのが新型出生前診断(NIPT)

であるとされています。

近年では都内の高校でも疑似体験が行われるなど、急速に注目を集めているのが新型出生前診断(NIPT)です。

お腹の中にいる赤ちゃんの病気の有無を調べる出生前診断。6年前には妊婦の血液で検査する新型出生前診断も国内で受けられるようになり、利用が広がっています。一方で、診断を受けるかどうか、結果をどう受け止めるのかといった重い課題に、個々のカップルが悩み苦しんだりするケースも多いと指摘されています。

引用:東京新聞「受ける?受けない? 新型出生前診断 高校生たちが授業で疑似体験」より

新型出生前診断(NIPT)の実施件数は?陽性と陰性の割合は?

次に、新型出生前診断(NIPT)の実施件数についてですが、

・検査開始から5年間で約5万8千人に達した

・2017年度の実施件数は約1万3千人で、前年度と比べてほぼ横ばい

などとされており、年間に1万人以上の方が新型出生前診断(NIPT)の検査を受けているようです。

また、検査を受けた5万8千人の検査結果は、

・陽性:1038人

・陰性:5万7018人

となっており、

陽性の割合は約1.8%ほど

となっているようです。

妊婦の血液で胎児の染色体異常を調べる新出生前診断を受診した人の数は、検査開始から5年間で約5万8千人に達したとする集計結果を、各地の実施病院でつくる研究チームが17日までにまとめた。2017年度の実施件数は約1万3千人で、前年度と比べてほぼ横ばいだった。

13年4月から今年3月末までの約85施設のデータをまとめた。陽性は1038人、陰性は5万7018人だった。陽性と判定された人のうち、729人が人工妊娠中絶を選んでいた。

引用:日本経済新聞「5万8千人に新出生前診断 開始5年で、研究チーム」より

新型出生前診断(NIPT)の精度は非常に高いとされている

次に、新型出生前診断(NIPT)の精度についてですが、

・「陽性」判定の精度は約90%

・「陽性」の場合、確実な結果を得るために行う羊水検査の精度はほぼ100%

などとされており、その精度は非常に高いようです。

授業では多くの生徒が、検査を受けることを選びました。模擬検査なので、くじで結果を判定します。新型診断の「陽性」の判定の精度は約90%。

「不思議とショックを受けなかった。まだ確定したわけではないから」と「陽性」が出た生徒。それぞれの生徒が、検査を受けた、受けなかった理由や結果がわかった時の気持ちを、ノートに書き留めていきました。

陽性となったら、確実な結果を得るために行うのが、羊水検査です。妊婦のお腹に針を刺して、羊水に含まれる胎児の細胞を調べます。精度はほぼ100%ですが、流産や破水のおそれもあります。

引用:東京新聞「受ける?受けない? 新型出生前診断 高校生たちが授業で疑似体験」より

陽性の場合、約9割が中絶を選択する

非常に精度が高いとされている新型出生前診断(NIPT)ですが、その一方で、

「陽性」が確定した886人のうち、9割以上が中絶を選択する

など、

「陽性」が確定した場合、中絶を選択する方が非常に多い

という点が問題視される場合も少なくありません。

 一方で、昨年9月までに認可施設で検査を受けて「陽性」が確定した886人のうち、9割以上が中絶を選択。施設拡大と比例する検査件数の増加が、「命の選別」となる中絶を助長するとの懸念は消えない。

引用:産経新聞『根強い「中絶容認」への懸念 重い腰上げた厚労省』より

「命の選別」や「倫理感」に関わる事ですし、新型出生前診断(NIPT)に対する是非は非常に難しい問題です。

これはそう簡単に結論が出るような話でも無いように思いますし、そもそも結論なんてあるのでしょうか・・・?

ダウン症の方の92%が「幸せ」

新型出生前診断(NIPT)で分かる症状の一つに、

ダウン症

があります。

ダウン症は染色体異常が原因で、700人に1人生まれるとされる。知的発達の遅れや心臓などの病気を伴うことが多い。

引用:ヨミドクター『ダウン症の人、9割が「幸せ」…仕事や趣味を楽しむ』より

先ほどご紹介したように、

「陽性」が確定した886人のうち、9割以上が中絶を選択する

というのが、新型出生前診断(NIPT)ですが、その一方で、

ダウン症の方の92%が「幸せ」

という調査結果も明らかになっています。

「毎日幸せに思うことが多いか」との質問に、「はい」「ほとんどそう」と答えた人が92%を占めた。

「友達をすぐに作れるか」「父母や周囲の人に大事に思われていると感じるか」との質問にも、それぞれ74%、94%が肯定的だった。

引用:ヨミドクター『ダウン症の人、9割が「幸せ」…仕事や趣味を楽しむ』より

もちろん、自ら不幸だとは言えない、といった側面がある可能性もありますが、この調査結果を見る限りでは、

ダウン症などの症状があるからと言って、必ずしも人生が不幸だとはならない

と言えます。

厚労省の重い腰・・・

また、新型出生前診断(NIPT)の問題に対して厚労省が重い腰を上げたとの事です。

こうしたことから、国は個人の生殖をめぐる問題に関与することに慎重な姿勢を見せてきたが、学会間の対立が妊婦の不安をあおることを考慮し、対策に乗り出すことを決めた。

引用:産経新聞『根強い「中絶容認」への懸念 重い腰上げた厚労省』より

が、個人的に思うのは、

「国が何かしてくれる」「国が助けてくれる」とか、そんな甘い期待は持たない方が良い

という点です。

新型出生前診断(NIPT)に限った話ではありません。

身近な例で言いますと「年金」や「介護問題」もそうですし、2019年夏頃のホットな話題で言いますと、某放送局の「受信料」などもあります。

その他、全て挙げればキリがないためこれ位にとどめておきますが、国がやることなんて結局のところは、

・税金を増やす

・国民からさらに搾取する

など、次から次へと国民にさらなる負担を強いる政策ばかりです。

元々国はこの問題に関与することに消極的だったとの事ですが、関与したとしてもおそらく妊婦さんや国民にとっては何の役にも立たない、下手をするとさらに妊婦さんや国民の負担が増すような内容になるであろうと推測されます。

子どもの人生に対して本当に責任を持つ覚悟ができるのは、偉い先生でも国でもなく、親だけ

また、先ほどご紹介した記事の中に、

一方で、診断を受けるかどうか、結果をどう受け止めるのかといった重い課題に、個々のカップルが悩み苦しんだりするケースも多いと指摘されています。

引用:東京新聞「受ける?受けない? 新型出生前診断 高校生たちが授業で疑似体験」より

という内容がありました。

この件に対する率直な感想としては、新型出生前診断(NIPT)の精度を見る限りでは、結局のところ、

子どもが何らかの病気や障害を持っているかどうかを、先に知るか、後で知るかの違いでしかない

ようにも思います。

いずれにしろ、どのような選択をするにせよ、

子どもの人生に対して、本当に責任を持つ覚悟ができるのは、偉い先生でも国でもなく、親だけ

という点も忘れてはならないようにも思います。

新型出生前診断(NIPT)のメリットは?

様々な議論が巻き起こり、やたらと問題点ばかりが取り上げられている印象のある新型出生前診断(NIPT)ですが、メリットとして考えられるものにはどういったものがあるのでしょうか?

事前に病気が分かっていれば、相応の準備や気持ちの備えをしておく事もできる

一つ大きなメリットとして考えられるのは、

事前にダウン症などの症状や、病気が分かっていれば、相応の準備や気持ちの備えをしておく事もできる

という点かと思います。

例えば、

公益財団法人「日本ダウン症協会」

などといった団体も存在していますし、もし万が一、検査結果が陽性だったとしても、このような団体を通じて事前に情報収集することもできます。

子どもが生まれてから「実は何らかの病気がある」という事実が判明しては、さすがに大きなショックを受けるのは避けられないかと思いますが、あらかじめ分かっている事であれば、結論を急がずに、落ち着いて相応の準備や心構えをしておく事は十分に可能です。

新型出生前診断(NIPT)の検査を受ける事ができるクリニックは?

新型出生前診断(NIPT)については、軽々しく「皆さん、受けましょう!」とは言いづらい面もあるのは否定できません。

最後は各家庭やカップルなどの判断になってしまいますが、もし、

新型出生前診断(NIPT)の検査を受けたい

という場合には、

NIPT平石クリニック「新型出生前診断(NIPT)」

などのクリニックがあります。

NIPT平石クリニック「新型出生前診断(NIPT)」は、

・日本全国に38医院展開

・年齢制限や、夫婦同伴でないと受けられないなどの制限がない

・陽性の場合、羊水検査を実施している医療機関(都内)のご紹介が可能

・羊水検査費用を全額負担

・土日でも検査可能

・予約日当日であっても、採血前であればキャンセル料はかからない

などといった特徴のあるクリニックです。

【クリニック所在地】

・北海道エリア:北海道

・東北エリア:宮城県、福島県

・関東エリア:東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県

・中部エリア:静岡県、愛知県

・近畿エリア:大阪府、京都府

・中国エリア:広島県

・九州エリア:福岡県

まとめ

今回は、様々な議論が巻き起こりつつある

新型出生前診断(NIPT)

に関する話題についてご紹介してきました。

新型出生前診断(NIPT)に関する是非は非常に難しい問題です。

ですが、

検査を受けるにせよ、受けないにせよ、子どもの病気や障害の有無に結局変わりはない

ように思いますし、ポジティブに捉えれば、

事前にダウン症などの症状や、病気が分かっていれば、事前に相応の準備や気持ちの備えをしておく事もできる

のは確かです。

最終的な判断は他人ではなく、他の誰でもない親自身がするものではあるかと思いますが、新型出生前診断(NIPT)にはネガティブな面ばかりではなく、ポジティブな面も確実に存在している事は忘れてはならないようにも思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする