武蔵御嶽神社|おいぬ様信仰とニホンオオカミ(想像された狼たち展)

先日、久しぶりに御岳山と武蔵御嶽神社へ行ってきました。

紅葉の見頃にはまだちょっと時期が早かったのか、どちらかというと「黄葉」みたいな状態でしたが、そもそも紅葉が目的ではなく、参拝(とストレス解消)目的ですので、それほど問題ではないです(笑)

瀧本駅からの参道と「自然の芸術」

ちなみに以前の記事ではあまり触れていなかったと思うのですが、ケーブルカーの瀧本駅からケーブルカーを使わずに、参道を歩いて武蔵御嶽神社へ行く事もできます。

良くも悪くも全て舗装された道路になっており、勾配もけっこうあるため個人的には苦手な参道ではあります(苦笑)

歩いて登っている方もそう多くはない印象ですが、道中にはある意味、自然の芸術ともいえるような木々が点在していますので、そういったものが好きな方にはそれなりに楽しいかもしれません!

こちらの木などは何かがいるんじゃないかという気がしてきます・・・

武蔵御嶽神社「奥の院」

そして奥の院マニアの私としましては、武蔵御嶽神社へ来てしまったからには奥の院への参拝はかかせませんので、もちろん行って参りました!

その日は近年稀に見るほどの絶好調で、以前調子にのって腰を酷く痛めた時のトラウマを思い出すほどでしたが(苦笑)、かなりハイペースですいすい奥の院までたどり着けたように思います。

みなさんは、腰痛に悩まされたことってありますか? 私は以前のこちらの記事でも触れたのですが、 御岳山1(武蔵御嶽神社、七...

「奥の院」間違いにご注意ください

ところで、以前の記事でも少し触れたかと思うのですが、こちらの日本武尊を祀る赤いお社「男具那社」を奥の院だと勘違いする方もいらっしゃるようで、私も前に道を聞かれた事があるのですが・・・

こちらの「男具那社」の脇をさらに登ったところにある・・・

こちらの祠が「奥の院」になりますので、奥の院を目指されている方は「男具那社」に参拝後、引き返さないようにご注意ください!

ちなみに「奥の院」付近からの眺望はこんな感じです。

特別良くは無いですが、変に切り開いて観光地化してしまうよりは、このままの方が静かで良いのでしょうね!

(というか、私はその方が好きです)

そして今回も幸いな事に熊に遭遇する事はありませんでしたが、鹿にも遭遇しませんでしたね・・・

それなりに人がいたからかもしれません。

みなさんは登山などの際に、熊に遭遇した事はありますか? 私は趣味で時々山歩きをしたりするものの、幸いにして熊に遭遇した事はない...

想像された狼たち展

今回は少し始動が遅れてしまったため、先に奥の院へ参拝し、それから拝殿へ参拝するというルートを取ったのですが、下山途中に参拝した拝殿近くの神楽殿では「想像された狼たち展」というのが無料で開催されていました。

武蔵御嶽神社の「おいぬ様」信仰、実は「ニホンオオカミ」

なぜ狼なんだ?

と思われる方もいらっしゃると思いますが、ざっくり言いますと、武蔵御嶽神社は「おいぬ様」信仰の神社であり、この「おいぬ様」信仰は、実は「ニホンオオカミ」であるためです。

武州御嶽山の「おいぬ様」は、実はニホンオオカミです。

引用:武蔵御嶽神社ホームページ

なんで猫用は無いのよ!って、あなたそれはちょっと・・・

少々余談ではありますが、その日、武蔵御嶽神社付近の売店で、

「なんで犬用のお菓子があって、猫用は無いのよ!」

と大声で話している年配の方の声が聴こえてきましたが、武蔵御嶽神社の由緒や歴史を多少なりとも知っているものからすると、

「馬鹿いってんじゃないよ!」

という感じですよね(笑)

神社はペットショップではありませんので・・・

(ちなみにさらに余談ではありますが、私は動物好きですが、ペットショップは大っ嫌いで、吐き気すらします・・・)

「想像された狼たち展」にて

話を元に戻しますと、「想像された狼たち展」は写真OKとの事でしたので、いくつか写真を撮らせていただきました。

始めに断っておきますと、私は美術には本当に疎く、知識も感性も非常に乏しいのですが(苦笑)、そんな私でも一際目に付いたのがこちらの「亀下 渚」さんという方の作品でした。

私の他にも展示を見学されていた女性の方も真っ先にこちらの作品の写真を撮られていましたが、その気持ちが分かるくらい、ストレートに繊細さや迫力が感じられる作品のように思いました。

ちなみに奥の院からの下山直後で、しかも室内がほどよく暖かかったため、汗がしたたる恐れがあるためにこのように微妙に離れた距離感の写真になっています(笑)

素晴らしい作品に何かあったら困りますしね・・・

こちらの作品は「上林 泰平」さんという方の作品だそうで、ご丁寧に「触ってみて」と書いてあったのですが、前述の理由から近づく事すらできませんでした(苦笑)

すごく綺麗な作品です。

が、これっていったいどうやって作るものなんでしょうね・・・?

ニホンオオカミ絶滅の原因

しかし、ニホンオオカミってなぜ絶滅したのでしょう?

日本においてはニホンオオカミに勝てる動物などそうはいなさそうですが、どうやら「病気」「駆除」「餌の減少」「生息地の分断」などが原因であると考えれられているようです。

というか、たいがい人間が原因ですかね・・・

武蔵御嶽神社の「おいぬ様」信仰の由来を思うと、ちょっと複雑な心境です・・・

ニホンオオカミ絶滅の原因については確定していないが、おおむね狂犬病やジステンパー(明治後には西洋犬の導入に伴い流行)など家畜伝染病と人為的な駆除、開発による餌資源の減少や生息地の分断などの要因が複合したものであると考えられている。

引用:ウィキペディア

ニホンオオカミ生存の可能性

ただ、下記の記事を見ると未だにニホンオオカミは生存しているのではないかという話もあるようです。

ぜひどこかにニホンオオカミの生き残りがいて欲しいものです・・・

紀伊半島山間部では、1970年代に捕獲された動物がニホンオオカミではないかと騒動になった事例が複数ある(ただし、それらはタヌキの幼獣や野犬、キツネを誤認したものであった)。また、秩父山系でも、1996年にニホンオオカミに酷似した動物が撮影されたことがあり、ニホンオオカミ生存の噂は絶えない。

また、九州中部の山地でも2000年に秩父と同様の事例があり(詳しくは四国犬を参照のこと)、生存しているのではないかという話もある。

引用:ウィキペディア

まとめ

「想像された狼たち展」は、2018年10月29日(月)~11月25日(日)まで開催中【入場無料】 ※休みに注意

そんな「想像された狼たち展」は、武蔵御嶽神社の神楽殿にて2018年10月29日(月)~11月25日(日)まで開催中です。

入場無料ですので、武蔵御嶽神社への参拝や、紅葉を楽しみつつ、こちらの展示も見学してみてはいかがでしょうか?

今回はご紹介しきれませんでしたが、他にも迫力のある素晴らしい作品が展示されています!

※休みの日もあるようですので、先ほどの画像をよくご確認の上、ご見学ください!

前述の通り、私は本当に恥ずかしくなるくらい美術に疎いのですが、今回はたまたまだったとはいえ素晴らしい作品に触れられる機会に恵まれて、とても有意義な参拝になりました!

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