女性型脱毛症とは?女性男性型脱毛症(FAGA)や男性型脱毛症との違いは?

薄毛といえば、主に男性の悩みだと思われる方が多いかと思いますが、近年では、

薄毛に悩む日本人女性も増加している

とされており、その推定人口は、

600万人

とも言われています。

男性1300万人、女性600万人――。この数字が何を示しているかわかるだろうか。正解は、薄毛に悩む日本人の推定人口だ。

引用:Business Journal「薄毛治療に革命!85%に発毛効果の新素材・ビュリクシール配合、“食べる育毛剤”がスゴい!」より

そういった状況もあってか、2018年に7年ぶりに改訂された

日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

においても、

女性型脱毛症

に関する治療評価が詳細に記載されるなど、女性の薄毛に関する様々な研究が進められているのが近年の日本の状況です。

今回は、

女性型脱毛症とは?

男性型脱毛症(AGA)や、女性男性型脱毛症(FAGA)との違いは?

などに関する話題です。

女性型脱毛症とは?

まず、

女性型脱毛症(female pattern hair loss)とは何なのか?

について見ていきたいと思います。

女性型脱毛症の特徴は?男性型脱毛症との違いは?

女性型脱毛症の特徴などについてですが、

日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

によると、

・女性では男性と異なり、頭頂部の比較的広い範囲の頭髪が薄くなるパターンとして観察される

・発症時期についても男性とは異なり、更年期に多発するようになる

・男性ホルモン依存性では病態が説明できない場合も有る

などとされています。

男性型脱毛症と比較すると、薄毛の範囲から発症する年代、原因に至るまで、様々な面において異なるのが「女性型脱毛症」であるようです。

 一方,女性では男性と異なり,頭頂部の比較的広い範囲の頭髪が薄くなるパターンとして観察される.

発症時期についても男性とは異なり,更年期に多発するようになる.

また後述する男性ホルモン依存性では病態が説明できない場合も有り,現在では男性型脱毛症より「女性型脱毛症(female pattern hair loss)」という病名を用いることが国際的にも多くなってきている.

引用:日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

女性男性型脱毛症(FAGA)との違いは?

ところで、近年ニュースなどでよく見かける病名に、

女性男性型脱毛症(FAGA)

があります。

女性の薄毛の原因は、女性ホルモンの減少や血流が悪くなることのほか、栄養不足にストレスなどさまざま。

タイプは、主に、全体的に髪が薄くなる「びまん性脱毛症」と、出産後の女性ホルモンの変化による「分娩(ぶんべん)後脱毛症」、髪を引っ張り続けることによる「牽引(けんいん)性脱毛症」、女性の男性型脱毛症で、前頭部がM字型にあがる「FAGA」-があるという。

引用:産経新聞「女性の髪の悩み…大切なのはバランスのとれた食事と運動」より

しかし、

日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

においては、「女性型脱毛症」という病名の記載はありますが、「女性男性型脱毛症(FAGA)」という病名の記載はありません。

非常にややこしい「女性型脱毛症」と「女性男性型脱毛症(FAGA)」ですが、この両者に違いはあるのでしょうか?

男性ホルモン依存性では病態が説明できない場合も有るのが「女性型脱毛症」

まず「女性型脱毛症」についてですが、

日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

によると、

「女性型脱毛症(female pattern hair loss)」は、男性ホルモン依存性では病態が説明できない場合もある

とされています。

また後述する男性ホルモン依存性では病態が説明できない場合も有り,現在では男性型脱毛症より「女性型脱毛症(female pattern hair loss)」という病名を用いることが国際的にも多くなってきている.

引用:日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

相対的に男性ホルモンが多くなり、薄毛になるのが「女性男性型脱毛症(FAGA)」

これに対し「女性男性型脱毛症(FAGA)」についてですが、

医療法人社団 東京育明会 ひまわり皮フ科「女性男性型脱毛症(FAGA)」による、「女性男性型脱毛症(FAGA)」に関する紹介によると、

何らかの原因で女性ホルモンが減ってしまうために、相対的に男性ホルモンが多くなり、薄毛になる事を「女性男性型脱毛症(FAGA)」という

とされています。

女性にみられる脱毛症の種類

女性男性型脱毛症(FAGA)

女性でも量は少ないものの男性ホルモンを持っていますが、女性ホルモン(エストロゲン)があるため薄毛を防いでいます。しかし、何らかの原因でこの女性ホルモンが減ってしまうために相対的に男性ホルモンが多くなり、薄毛になる事を女性男性型脱毛症(FAGA)といいます。

女性ホルモンの減少理由は加齢やストレス、生活習慣の悪化などですが一定量は分泌されるため、髪の毛が全て抜けるようなことは少なく

全体的に薄くなる

髪が細くなる

頭頂部での薄毛が目立つ

といった特徴があります。

円形脱毛症

自己免疫性疾患で、コインのような円形に脱毛する突発性の脱毛症です。詳細な原因はまだはっきり解っていません。

脂漏性脱毛症

過剰に皮脂が分泌されることで、それらが毛穴を塞ぎ毛穴周辺部や毛根が炎症を起こし、髪が抜けるという症状です。

産後脱毛症

出産後にみられる脱毛症のことで一時的に抜け毛が多くなったり、髪が細くなる事があります。

妊娠中に髪に必要な栄養素が胎児に取られてしまうことや、出産前後のエストロゲンなどの女性ホルモンの変化が原因と言われています。

引用:医療法人社団 東京育明会 ひまわり皮フ科「女性男性型脱毛症(FAGA)

男性型脱毛症より診断が難しいのが「女性型脱毛症」

ここまでの情報を整理しますと、

男性ホルモンが関連しているのが「女性男性型脱毛症(FAGA)」

必ずしも男性ホルモンが原因であるとは言い切れないのが「女性型脱毛症」

という認識になりそうです。

非常にややこしい話ではありますが、そもそも、

日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

において、「男性型脱毛症の診断は比較的容易である」との記載がありますが、女性型脱毛症に関してはそのような記載はありません。

何にせよ、

男性型脱毛症と比較すると、原因となり得る要素が多岐に渡り、診断が非常に難しいのが「女性型脱毛症」や「女性男性型脱毛症(FAGA)」である

というのは間違いなさそうです。

 男性型脱毛症の診断は比較的容易であるが,ゆっくりと頭髪が抜け,頭部全体が疎になる円形脱毛症の亜型,女性型脱毛症においては,慢性休止期脱毛,膠原病や慢性甲状腺炎などの全身性疾患に伴う脱毛,貧血,急激なダイエット,その他の消耗性疾患などに伴う脱毛,治療としてのホルモン補充療法や薬剤による脱毛などを除外することが大切である.

引用:日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

推奨される治療方法も「男性型脱毛症」と「女性型脱毛症」では大きく異なる

ここまで、男性型脱毛症と女性型脱毛症の違いなどについてご紹介してきましたが、当然

推奨される治療方法も異なる

ようです。

日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

によると、女性型脱毛症の治療内容の推奨度としては、

・ミノキシジルの外用:A(行うよう強く勧める)

・自毛植毛(女性型脱毛症):C1(行ってもよい)

・かつらの着用:C1(行ってもよい)

などが比較的高い推奨度となっています。

※引用:日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

治療薬の服用による副作用の危険性が男性より大きい

また逆に、

男性型脱毛症において推奨されている「フィナステリドの内服」や、「デュタステリドの内服」などは、女性型脱毛症においては「D(行うべきではない)」とされていますので、注意が必要です。

その理由としては、以前の記事、

薄毛治療にも非常に数多くの種類がありますが、その中でも比較的有名だと思われる成分のひとつに、 プロペシア(成分名:フィナステリ...
AGA治療にも本当に数多くの種類があります。 ・ミノキシジル ・プロペシア(フィナステリド) などはAGA治療にお...

などでもご紹介していますが、

厚生労働省「プロペシア(PROPECIA)(男性型脱毛症用薬)に関する注意喚起について

において、「プロペシア(成分名:フィナステリド)」について、

特に妊娠中か、その可能性のある女性

に関しては、

・絶対にプロペシアを使用してはいけない

・砕けたり割れたりしたプロペシアの錠剤をさわってはいけない

とされています。

また、「デュタステリド」に関しては、日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」において、

妊婦に投与すると、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがある

女性への投与は禁忌である

などとされています。

このように、「フィナステリドの内服」や、「デュタステリドの内服」は、女性にとって非常に危険な副作用などがある点が、D(行うべきではない)」と評価されている根拠となっています。

女性専用のAGA治療クリニックは?

男性型脱毛症と比較して、薄毛治療薬における副作用の危険性も多い「女性型脱毛症」ですので、独断で安易に薬を服用したりするのは決しておすすめできるものではありません。

しかし、

周りの目が気になって、薄毛治療クリニックに通えない…

男性に混じってクリニックに通うのは恥ずかしい・・・

などという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし近年では、

女性専用の薄毛治療クリニック

も存在しています。

FAGA(女性薄毛)治療専門クリニック「東京ビューティークリニック」


東京ビューティークリニック

は、

・発毛相談実績100万人以上

・発毛実感率99.4%の実績

・月5,000円から始められる

・全額返金制度あり

などといった特徴がある、「女性の髪専門」の、FAGA(女性薄毛)治療クリニックです。

【クリニック一覧】

・東京ビューティークリニック 銀座院(東京)
・東京ビューティークリニック 渋谷院(東京)
・東京ビューティークリニック 梅田院(大阪)
・東京ビューティークリニック 福岡院(福岡天神)
・東京ビューティークリニック 札幌院(北海道)
・東京ビューティークリニック 名古屋院(愛知)
・東京ビューティークリニック 大宮院(埼玉)
・提携院のAGAスキンクリニック、東京美容外科の各院も含む (東京美容外科 山口院・佐賀院・諫早院は対象外)

女性のための薄毛治療専門クリニックあり!「Dクリニック」


発毛専門AGAクリニック「Dクリニック」

は、

・東京
・名古屋
・大阪
・福岡

に拠点を構える薄毛治療専門クリニックです。

男性だけでなく、女性のためのAGA治療クリニックも運営しており、

・月額の治療費用は1.5万円〜3万円ほどと上限が決まっている

・20年間で220万人の実績

などといった特徴や実績のある、AGA治療クリニックです。

まとめ

今回は、

女性型脱毛症とは?

男性型脱毛症(AGA)や、女性男性型脱毛症(FAGA)との違いは?

などに関する話題についてご紹介してきました。

女性型脱毛症は、男性型脱毛症と比較すると原因となり得る要素が多岐に渡り、治療薬の服用においても副作用の危険が多いです。

特に女性型脱毛症に関しては、一人で悩んだり、独断で判断したりせずに、まずは専門のクリニックに相談してみるのが無難な選択肢であるように思われます。

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