仕事・会社を辞めたい!上司が嫌いで言えない!自分で言わずに退職する方法は?

以前の日本には、

終身雇用

なる制度も存在していたとされています。

しかし、日本を代表するある大企業の社長が「終身雇用難しい」発言をするなど、日本における「終身雇用」は終わりを迎えようとしています。

トヨタ自動車の豊田章男社長の終身雇用に関する発言が話題を呼んでいる。13日の日本自動車工業会の会長会見で「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。

引用:日経ビジネス『「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか』より

といいますか個人的には、

まだ「終身雇用」なる昭和の幻想に浸っている人たちもいたんだな~

と、そちらの方に少々驚きましたが(苦笑)、下記の調査によると、

・終身雇用制度の廃止を「とても不安」と回答した正社員は23.6%

・「やや不安」の27.0%と合わせると半数以上が不安を抱いている

などといった調査結果が明らかになっており、「終身雇用制度」が無くなる事に不安を感じている人は多いようです。

終身雇用制度の廃止を「とても不安」と回答した正社員は23.6%だった。「やや不安」の27.0%と合わせると半数以上が不安を抱いていた。一方、「不安ではない」と答えた人は29.8%だった。

引用:livedoorニュース『正社員の6割「終身雇用廃止に不安」 20代・30代の2割は「65歳以上と一緒に働きたくない」』より

「終身雇用制度」がなくなるという事は、必然的に、

仕事や会社を辞める、退職する

という機会が訪れる方も多い訳ですが、「終身雇用」という以前の日本特有の制度の影響もあるのか無いのか、会社を辞められる事に慣れていないケースも多いのか、退職時にトラブルが発生するなど、スムーズに退職が進まないケースも多いようです。

今回は、

自分で言わずに仕事や会社を辞めるには?

に関する話題です。

会社を辞めたいと思った事のある人は多い

先ほど、

「終身雇用制度」が無くなる事に不安を感じている人は多い

という調査結果をご紹介しましたが、その一方で、

会社を辞めたい

と思っている方も非常に多いようです。

8割以上の人が、会社を辞めたいと思うことがある

下記の調査によると、会社を辞めたいと思う事が、

「かなりある」「ある」「たまにある」を合計すると86,7%

にも上るという調査結果が明らかになっています。

また会社を辞めたい理由としては、

・給料、給与面での不満

・人間関係(上司との関係)

などが特に目につきます。

日常で、会社を辞めたいと思う意識状況を聞いたところ、「たまにある」が47.3%で半数を占める結果となっている。「かなりある」「ある」「たまにある」の「ある」を合計すると86,7%にも及ぶ結果となった。

【会社を辞めたい意識別、辞めたいと思うシーン(自由回答意見の一部)】

■かなりある N=172

【男性】

企業体質が古く自由な発言を認めない雰囲気がある。(28歳:神奈川県在住)

労働内容と実際の給与額の差が著しく異なると感じた時。(26歳:埼玉県在住)

評価の割には給料が上がらない時、会社で無駄な支出を知った時。(37歳:大阪府在住)

人間関係で揉め事があったとき。(34歳:広島県在住)

税金面で給与が上がっても収入が増えないこと。(47歳:東京都在住)

自分でもっと生きがいのある仕事がしたいとおもうとき。(52歳:東京都在住)

【女性】

上司からのプレッシャー(隣に座っている時に常に監視されているように感じる)低賃金やりがいが無い。(23歳:岐阜県在住)

ねちねち怒られたとき。(28歳:和歌山県在住)

上司に恵まれていない。会社の方針に納得が出来ない。(36歳:大阪府在住)

任せてもらえる仕事に限界を感じたとき。(35歳:東京都在住)

給料が安いので、給料日の度に思います。(47歳:兵庫県在住)

社長が勤務時間にゲームや漫画を読んでいるとき。(55歳:神奈川県在住)

引用:アスマーク「仕事に関するアンケート調査」より

「終身雇用制度」における経営者にとって都合の良い考え方だけ残っている?

これは個人的な主観も入ってしまいますが、近年の日本の労働環境は、終身雇用制度の経営者にとって都合の良い考え方だけ残っているように思えてなりません。

・給与は増えない、むしろ減る

・仕事の量や責任はそのままか、これまで以上

・雇用期間は保証しない

といった状況なのに、

「会社第一」という「終身雇用制度」における経営者にとって都合の良い考え方だけはそのまま

・企業は従業員の生活に対して責任を負わないが、社員は会社に尽くせ

といったイメージです。

私も以前、「会社は家族」「俺たちはファミリー」などという甘い言葉を吐きながら、経営陣のミスや金の使い込みを棚に挙げて事実上の大量リストラを繰り返す経営者に遭遇した事がありますが、控えめに言って、反吐がでます。

また、先ほどご紹介した記事にもあった、

「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」

という発言にも、そこはかとない違和感を覚えるのは私だけでしょうか?

出来ない言い訳なんて聞きたくない!

などのような発言をする経営者は非常に多いですが、この方はどうなんでしょうね?

「会社を辞めたい」と考えたことのある人が86.7%もいるのは、むしろ自然であるように思います。

退職時のトラブルもまた多い

法律上は、

退職の2週間前までに会社に対して退職の意思を伝えれば、いつでも自由に辞めることができる

とされています。

日本の法律では、労働者は退職の2週間前までに会社に対して退職することを伝えれば、いつでも自由に辞めることができます(一般的な正社員の場合)。会社に許可を得る必要はありません。会社への意思表示は退職届を出すだけですから、手続き的にはとても簡単です。

引用:Yahoo!ニュース内「THE PAGE」記事『急成長する「退職代行サービス」 背景には企業の激しい引き留め工作?』より

しかし下記の記事では、

・暴力的な言葉で会社に残るよう強制

・泣き落としを試みる

などといった退職時のトラブル例が紹介されており、特に

ブラック企業にその傾向が顕著

であるようです。

いわゆるブラック企業にその傾向が顕著ですが、暴力的な言葉で会社に残るよう強制したり、一転して泣き落としを試みるなど、様々なテクニックで辞めようとする社員を揺さぶります。会社側にそうした傾向がない職場でも、「言い出しにくい」「面倒」といった理由で代行サービスを頼むケースも少なくないようです。

引用:Yahoo!ニュース内「THE PAGE」記事『急成長する「退職代行サービス」 背景には企業の激しい引き留め工作?』より

また、下記の調査によると、

転職時に、38.3%の人が在籍企業とトラブルになった経験がある

という実態が明らかになっています。

トラブルがあったのは、具体的にどんな内容だったのでしょうか。トラブル経験がある方に聞くと、一番多かったのが、「在籍企業とのトラブル」で38.3%、次いで「就職先・転職先企業とのトラブル」で36.2%でした。

引用:PRTIMES『転職時に「トラブル経験あり」は過半数 – 転職市場は活発だが、働く人々の本音は「1社で長く働きたい」43.8%』より

自分で会社側に退職の意向を伝えずに退職する方法もある

このように退職時のトラブルは非常に多いですから、

今の仕事を辞めたいのに、言えない、言い出せない

という方も多いものと思われます。

以前の記事、

以前の記事では、 退職代行は弁護士の直接対応がおすすめ という内容をご紹介してきました。 簡潔にまとめます...
近年度々ニュースを賑わせている ブラック企業 の問題ですが、これはなにも現在進行形で働いている方だけの問題ではありません...

などでもご紹介した事がありますが、そういった状況もあってか、近年では退職時のトラブルを避けるため、

退職代行サービス

を利用する方が急増しているようです。

退職代行サービスを簡潔にご紹介すると、

・一定の料金を支払う事で、業者が自分の代わりに退職の意向を企業に伝えてくれる

・一度業者に任せれば、2度と企業側と顔を合わせる必要のないサービスがほとんど

などといったものです。

なぜ退職の意思を伝えられないのか?

退職代行サービスを利用する人の特徴についてですが、東洋経済ONLINE『「退職代行サービス」が続々生まれる深刻理由』によると、

退職の意思が固まっているにも関わらず、会社(特に上司)との直接交渉が難しく、仲介者が間に入る必要がある点が共通している

とされています。

このように、退職代行サービスを利用するケースでは、退職の意思が固まっているにも関わらず、会社(特に上司)との直接交渉が難しく、仲介者が間に入る必要がある点が共通している。

退職の意思を固めているということは、仕事へのモチベーションも下がっているため、会社にとっても、その社員をどうしても引き留めなければならない理由はないように思う。

しかし、実際のところ、社員をあの手この手で引き留めようとする会社は存在する。今後さらに「社員を辞めづらくする会社」が増えていくと予想している。

引用:東洋経済ONLINE『「退職代行サービス」が続々生まれる深刻理由』より

会社側や経営陣、上司の保身により、スムーズに退職できない場合も少なくない

そして会社との直接交渉が難しくなる背景には、

・退職者が出ると管理職にとっては自らの査定に響く

・ブラック企業の烙印を押されたくない

など、

従業員のためを思っている訳ではなく、会社側や経営陣、上司の保身によるもの

であるケースも少なくないようです。

「終身雇用制度」が終わり、それでも何としてでも我が身や会社からの評価を守りたい年配上司と、「終身雇用制度」などそもそも知らない若い世代のギャップが露骨に現れた結果が、「退職代行」というサービスの誕生と普及に繋がったとも言えるのではないでしょうか?

以前の記事では、 退職代行は弁護士の直接対応がおすすめ という内容をご紹介してきました。 簡潔にまとめます...
近年度々ニュースを賑わせている ブラック企業 の問題ですが、これはなにも現在進行形で働いている方だけの問題ではありません...

まとめ

今回は、

自分で言わずに仕事や会社を辞めるには?

に関する話題についてご紹介してきました。

最後になりましたが、私も退職時のトラブルに巻き込まれた経験のある者の1人ですが、その苦痛は相当なものです。

そして、仕事を辞めたいと言い出しづらい方の気持ちも非常によく分かります。

「話せば分かる」ような相手ばかりなら良いのですが、そうではないケースは非常に多いです。

よく、「甘え」のようなものを指摘する声もありますが、このつらさは経験した事がある人間にしか分からないと思います。

会社が従業員を守る気がないのなら、後は自分の身は自分で守るかしかありません。

退職代行サービスの利用を必ずしも推奨する訳ではありませんが、自らの心身を壊してしまう位なら、退職代行サービスを利用して仕事を辞めるというのも一つの選択肢であるように思われます。

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